9/9の台風15号の上陸から二ヶ月半が経ちました。いまだ再建の目処が立っていない方もいるかと思います。一日も早い復旧復興をお祈りしています。

 

前々号でもお伝えしましたが、実は仁・幸夢店で手がけた家(オフィスや展示場を含め)には、台風による損傷はほとんどないのです。

 

特に、南房総館山エリアで最も被害が大きい場所の一つとされる「富浦地区」にある館山展示場が無傷だったのには、やはり「家族を護る家」であったと実感しました。

 

しかも、一度お越しになったことのある方はご存知だと思いますが、ここは館山湾を眼前に見晴らせる高台に位置します。

 

 

館山展示場のある一帯は「大房岬自然公園」になっており、こちらの被害ももの凄かったです。木という木がなぎ倒され、何本も折り重なって公園の園路をふさいでいたほどでした。

 

朝になるまでこれほどの被害とは思わなかったのですが、明るくなってから周囲の状況を見て唖然としました。周囲の木はバキバキと倒れ、南から北にかけて、明らかに竜巻のようなものが通ったとわかるほど、その部分だけ切り取られたように空間ができていたのです。そしてその中間、竜巻のまさに通り道にレンガの家がありました。

 

南方向

 

北方向

 

同じ方向を台風前にとったのが下の写真です。以前はマテバシイの木が密集した林になっていました。

 

北方向(台風前)

 

大きな木もよじれて倒されるほどの突風が通ったのなら、普通の家なら吹き飛ばされていたかもしれません…。

 

「三びきのこぶた」のお話が思い浮かびます。藁の家、木の家は狼によって風で飛ばされてしまったけれど、レンガの家はどんな風が吹いてもびくともしなかったという…。

 

なぜレンガの家が無傷だったのか…つまり「レンガの家が風害に強い理由」をお伝えしたいと思います。

 

 

レンガの家が災害に強い理由は「木材在来工法×面構造×レンガ積み」!

 

仁・幸夢店が建てるレンガ積みの家の強さの秘密は、「木造在来工法=軸組」と「面構造」のハイブリッドに、さらに「レンガを積んだ外壁」が加わっていることにあります。一つずつ見ていきましょう。

 

筋交×面構造

 

●木材在来工法×面構造

 

「木材在来工法」は、柱と柱を組んでいき、間を筋交いで止めていく方法のことです。一般に木造の家は、柱と筋交いだけで強度をもたせてあります。

 

一方、「面構造」というのは、柱がなく、面で止めてある構造のこと。よく2×4(ツーバイフォー)と言われますが、この場合の強度は面材(ベニヤ等)でもたせてあります。

 

在来工法か、ツーバイフォーか。一般的にはどちらかの工法となりますが、仁・幸夢店ではそのどちらもを採用しています。なので「ハイブリッド」と言っている訳です。

骨組みがツーバイと在来を合わせてあるから、強度も二倍になります。

 

しかも、仁・幸夢店が使っている面材は、「ダイライト」という素材です。これは、水に腐らなくて、火に強くて、虫が食いづらい。ちなみにダイライトの素材は、火山灰と木。本物の「自然素材」です。

 

ここまでは、レンガ積みの家でなくとも、仁・幸夢店の建てる家すべてに共通しています。

 

●レンガ積みの外壁

 

さらに、レンガ積みの家になると、外壁として周りにレンガが積んであります。レンガは鉄筋で支えています。45センチ間隔で鉄筋をいれて、そこにレンガを積んでいくのです。

 

 

ちなみに単に「レンガの家」というとき、レンガを「貼りつける」家もありますが、それとはまったく違います。レンガを鉄筋と組み合わせて「積む」からこそ、この強度が出るのです。

 

このような構造であるため、レンガ積みの家は風にもびくともしません。地震の揺れはあらゆる方向から力が加わりますが、台風の風というのは当たる瞬間は一方方向の力です。瞬間的に強い力が加わったとき、構造が弱く跳ね返す力が弱い家だと、当たったところから曲がってしまいます。

 

 

飛んできたものをはね返す!レンガ外壁の強さ

 

今回の台風ではいろんな方向からあらゆるものが飛んで来ました。隣の家の屋根から瓦が飛んできて…という被害の話もよく聞きました。瓦以外にもトタンなど金属の屋根材は、大風で飛ばされればまるで「手裏剣」の武器のようになって外壁に刺さり、穴を開けてしまうでしょう。

 

一方で、台風15号・19号でも仁・幸夢店のレンガ積みの家は無傷だったのです。あの大風ですから、枝などいろいろな物が飛んできては当たっていたのでしょうが、それをレンガの家はことごとくはね返していたようです。

(また仮にレンガが壊れたとしても、その一つだけを切り取って交換することができ、修復も簡単です)

 

 

館山市内の八幡でレンガの家を建てたお客さまからはこんな声が。

 

「じんさん、台風が行ってから外に出てたまげた。こんなに被害があるとは。台風のときも鉄筋コンクリートの中にいるようで、全然気づかなかったよ…」。

 

毎年の巨大台風が頻繁にきてしまう時代に入り、レンガ積みの家の価値を再認識しています。

 

 

仁・幸夢店の企画住宅「レンガ積みの家」
2019年11月販売スタート!!

 

仁・幸夢店ではより多くの方にレンガの家を選んでいただきたいという想いから、新たに「レンガ積みの家の企画住宅」をスタートしました。ぜひお気軽にご相談くだだい。

 

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