断熱性が低いと、壁や床、天井など屋外と屋内の壁の中で結露(壁内結露といいます)します。結露ができたところで春先に気温が上がると、そこにカビが生えます。

 

とくに、窓の断熱は重要です。家の熱の58%は窓から逃げるからです。冬になると、窓ガラスに結露がビッシリとついているというお宅は多いはずです。窓で結露するということは、壁の中でも結露している可能性が大きく、これがカビ、ダニの原因になります。

 

そして窓からの熱の損失は夏場は約67%の熱が入ってきます、冬場は約35%熱が逃げていきます。家の熱損として窓が一番大きくなりますので窓の選択は重要になってきます。よく使われているのは樹脂とアルミのペアガラスですが、これは勘違いされる方も多いですが、半分樹脂、半分アルミではありません。アルミサッシの屋内側に樹脂を貼り付けているような構造で、ほぼアルミサッシです。取付ヵ所がアルミで見えなくなりますが、ここで結露してる場合があります。結露しないためには最低でも樹脂サッシのペアガラスアルゴンガス入りが必要です。予算の許す方はトリプルサッシをお勧めします。

 

一級建築士

聡龍