台風15号の被害を見聞する中で感じたこと、気づいたことをブログを通じてお伝えしています。

 

風速70mという大風に対して「屋根が飛ぶ」ことがあるのだとまざまざと思い知らされた今回の台風。

 

屋根が飛ばされる・飛ばされないを分けたのは、何だったのでしょうか?

 

 

 

家の作りから考える。屋根が飛ばされたのはなぜ?

 

①屋根をのせる垂木(たるき)と母屋、垂木と桁(けた)を「ひねり金物(かなもの)」で止めていない。

 

②母屋(もや)と束(つか)、束と桁(けた)、桁と柱 これらを連結するコミセン、金物等で固定されていない。

 

 

③小屋裏の筋違いが打ち付けられていない。

屋根裏収納やロフトを造る場合は、筋違い(斜めに交差させて取り付け、強度を増す木材)が入れられません。間取りや設計で家の強度の違いが出てしまいます。

 

④今回は屋根の素材が「瓦」、トタンの「さんぶき屋根」の場合が多かった

 

瓦は隙間に風が入れば、わりと簡単に飛ばされてしまいます。

それを防ぐため、だいたい三段おきに釘を打って止めていくことが大切ですが、釘がほとんど止められていない瓦も見受けられます。

現代の瓦は改良されて飛びづらくなっていますが、古い瓦は特に飛ばされやすいようです。

 

 

雨漏りはなぜ恐ろしいのか

 

屋根・仕上げ材が飛ばされると、そこが修復されるまでビニールシートで覆うといった応急処置をするでしょう。そのビニールシートが風でめくられて雨が入って…ということをくり返すと、その度に家は雨を吸い込み、何度も雨漏りをくり返します。

たった一枚の瓦がないだけでも、雨漏りをすることが体験としてわかった方も多いことでしょう。

 

その結果、家を支えている柱が天井からじわじわと水を吸っていきます。また、ダイレクトに雨が落ちた先の壁や床や畳は水を含みます。そうすると、1週間〜10日間であっという間にカビが生えてきます。

 

今回の台風15号が去ったあとは、真夏日が二、三日続きました。そんな気候も影響したのでしょう、天井や壁、畳などに白カビや黒カビが生えた、という話をよく聞きました。

 

カビを吸って暮らすことは健康被害につながります。

 

雨漏りの恐ろしさは、「家が腐っていくこと」そして、「住まう人の健康に害を与えること」にあります。

 

屋根の重要性を痛感させられたとともに、しっかりした作りと素材の屋根を使われることをおすすめします。

 

 

おすすめの屋根材は…

 

台風はもちろん、来ると言われている大地震の災害にも、おすすめの屋根材としては

 

「飛びづらく開発された軽量瓦やクラシックタイル(瓦に似せて作られた金属素材)」

 

が挙げられます。

 

これらは釘が太い瓦桟に一枚、一枚打ち付けられる構造をしており、風や震動にも強いと言えます。

また一枚飛ばされとしても、簡単に差し替えができます。

 

これから家を建てられる方、屋根の葺き替えを検討されている方は、ご参考にされてください。

 

 

【台風被害を受けた方へ】

 

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