結露やカビを発生しにくくするには、湿度を適切に保ち、家の中は温度のムラがない環境を作ること。
そのためには、気密、断熱、換気のバランスが重要です。
日々の生活をする中で、キッチン、浴室、そして人からも多くの湿気が放出されています。特に室内と屋外の温度差が大きくなる冬は、部屋に湿気が放出されると、あっという間に大量の結露が発生し、カビが生えたり木が腐ったりしてしまいます。換気をすることで室内の空気に流れを作り、湿気が一部の場所に滞らないように攪拌させることができます。過度に温度差と湿気の多い場所を作らないことで、結露を抑制できるのです。
平成15年(2003年)7月に施行された「シックハウス法」によって「 24時間換気」が義務付けられました。
(建築基準法では、1時間で部屋全体の空気の半分以上が入れ換わっていることが必要)
家の中を快適に保つためにも『換気』は重要なのです。