千葉・木更津で高性能バッシプ住宅・注文住宅なら仁・幸夢店

千葉県木更津市で注文住宅、新築一戸建てを建てるなら仁・幸夢店
©️JIN Komuten. All Rights Reserved.

Blog ブログ

知ってますか? 住まいで感じるストレス 15選と対策方法
#健康住宅

知ってますか? 住まいで感じるストレス 15選と対策方法

人生の65%は家の中で過ごします。一日のなかで最も長い時間を過ごす家の環境は、住む人の心や体に大きな影響を与えます。
目の前にある景色、光や色、物体の素材や形、音、香り(匂い)など、じつにさまざまな情報が、頭の中で処理され、心や脳、行動に影響を与え、心や体は住まい環境に大きく左右されています。
やる気のスイッチがオンになるのは、整ったよい住環境で暮らし、五感や感性で「快適だな」「きれいだな」と感じて心が動き、良い刺激を受けているからなのです。
反対に、住環境が整っていないと、住む人にストレスを与え、心や体、健康に大きな影響を及ぼしてしまいます。
今回は、この住環境ストレスについて、千葉県木更津市の工務店がくわしく解説いたします。

住環境が人間の脳に与える影響

脳はもともと身体の外部からの刺激や情報を捉えるために進化した器官です。
脳は心と身体、そして身体と環境をつなぐ器官でもあり、室内の状況や家のまわりの環境に影響を受けやすいのです。
環境が悪ければ脳は活性化しませんし、環境が良くなれば、脳も活性化してきます。もしも脳が正常でなくなれば、行動や神経にも影響が出てくるのです。

住環境は人間の脳に知らず知らずのうちに非常に大きな影響を与えています。
陽当たりや水はけなどの土地質が良く、周囲の道路や自然環境、隣近所の住宅環境も整った場所に住んでいれば脳も活性化しますが、土地が悪く、周囲の自然環境も良くない場所に住んでいれば、心身にストレスがかかり、ホルモンバランスも崩れて、結局は病気を招くことにもなってしまいます。
ふだん何気なく住んでいる自宅ですが、家が不快な場所であれば、ストレスがたまる原因にもなるのです。

ストレスとは

人間の精神に外的なものが影響し、それが生理的にも現れてしまう現象がストレスです。
ストレスを強く感じてしまう人は、外部から受け取った刺激をうまく処理できず、ストレスという形として身体に現れ、それがもとでガンなどの病気やうつ病などの精神的な病気になるケースが非常に多いのです。
ストレスによる刺激を受けても、一時的であれば大きな問題はありませんが、強いストレス状況が長く続くと、精神や身体に影響が出て健康障害を引き起こす恐れもあり、生命の危機に瀕することにもなりかねません。

肉体的ストレスを与えない

1. 暑さ寒さというストレス

人が肉体的ストレスを感じる要因には、温湿度があります。寒さや暑さ、不快に高い湿度や過乾燥などです。寒い環境が体に良いはずがありません。暑さで寝苦しく、睡眠不足が続いては、疲れを癒やすことなどおぼつかないことでしょう。
高気密・高断熱化をきちんと図れば、気持ちの良い環境で生活できます。遮熱性能があれば、除湿する程度で、木陰にいるような快適さを実現できるでしょう。

2. 温度差によるストレス

気密・断熱性能が低い住宅では、部屋と部屋との温度差は避けられないものです。冬場、暖房している居間から寝室に移ると、ヒヤリとした寒さを感じます。トイレやお風呂などの無防備となる場所でも、震えがくるほどの寒さを感じる経験は誰もがあるはずです。この温度差は、体に無意識のうちにストレスを感じさせます。
温度差はストレス以外にも、血管を急激に収縮させ、心臓病やくも膜下出血などの重大疾病を発生させる原因となります。これがいわゆるヒートショックです。心臓の弱い人や家系的に脳卒中の傾向がある人には注意が必要です。また、夏は熱中症などの危険性も考えられます。
高気密・高断熱性能は、家中の温度差がなくなるため、体に負担となるストレスは解消されます。

3. 構造材によるストレス

昔の木造住宅は、アルミサッシや新建材だらけの現代の住宅と比べ、天然のマイナスイオン発生器だったといわれています。
例えば、鉄筋のマンションでも、室内にはふんだんに木材を使うなどの工夫を凝らすと、生活環境はずいぶん違ってきます。一番良いのは、厳選された自然素材をふんだんに用いた木造住宅です。

4. 結露・湿気、カビ・ハウスダスト

ストレスの要因になるだけでなく、カビを吸い込むと過敏性肺炎を引き起こす可能性があり、屋内のどこにでも生えるクロカビは、アトピー・アレルギー・喘息など健康を害する恐れもあります。普段からこまめに掃除と計画換気をして、きれいな空気環境にするように心がけましょう。

5. 有害化学物質

呼吸や皮膚から体内へ取り込まれた、有害化学物質は血液やリンパ液に溶け、子宮や脳へ運ばれます。有害化学物質は、イライラしたり怒りっぽくなったり、シックハウス症候群、化学物質過敏症なども心配されます。

6. 有害電磁波、地磁気、磁場

人間の心理や生理、精神や身体に強い影響を与えるものに地球の磁場、つまり地磁気があります。ストレスポイントは、免疫力低下、発育不良、自律神経の乱れ、物が腐敗しやすい、酸化と老化の促進、心身が落ち着かずイライラが増える、疲れやすい、疲労が回復しにくいなどが挙げられます。
有害電磁波によって起こる身体のストレスは、頭痛、記憶喪失、うつ症状、異常な疲れ、集中力の欠如、めまい、吐き気、気を失いそうな感覚などが挙げられます。

7. 騒音

心理的に人の感情にもっとも大きな影響を与えるのは音楽です。自然にある音も人の感情を左右し、鳥のさえずりを聞くと、安心感が生まれます。
生理的な影響音は、人間のホルモンの分泌にいつも影響を与えています。
騒音は、イライラして怒りっぽくなり、聴覚過敏、自律神経の乱れ、睡眠障害となる恐れがあります。睡眠不足のほかにも、高血圧や心疾患の原因にもなり、集中力の低下や作業効率が悪くなるなどの影響もでてきます。ご近所とのトラブルも起きやすいので注意が必要です。

8. 不快臭

悪臭は脳に悪い影響を及ぼし、大脳新皮質の大部分占める前頭葉の働きを悪くします。前頭葉は思考能力や学習効果と関係があるので、前頭葉の働きが悪くなると、アイデアや企画を生み出しにくくなり、仕事や勉強にも支障がでてしまいます。

住環境が心に及ぼすストレス

9. デザイン

デザイン性が低いとイメージ能力や先見力を発揮することができなくなる可能性があります。
家は「人生の大きな目的を達成するための究極の器」という視点から、住む人やご家族の心身の健康と能力を最大限高める良いデザインと、住み心地の良い住環境が必要です。

10. 形

家の外観・形は住む人だけでなく家族や友人、隣人にとっての「顔」であり、親しみやすさや町並みとの調和も大事なポイントです。
直線や角から人は鋭い気を無意識に受けて、それがストレスとなります。丸みや曲線を取り入れて調和をはかるとよいです。

11. 間取り

家の間取りは、家族や夫婦が円満に暮らすために重要な要素となります。
例えば、玄関に入ると目の前に階段がある家では、家族が顔を合わせることなく、部屋に閉じこもることが多くなり、コミュニケーション不足にもなりかねません。
いかなる状況でも、なるべく家族が顔を合わせる機会が多くなるように間取りを設計することで、コミュニケーションが増えて、絆を深めていきます。

12. 色

暗い、くすみ、鈍い、汚れた色は、精神、モラル、健康に害となります。
人は色次第でやる気が湧いたり、優しくなったり、気力や集中力が高まったりします。色を賢く取り入れて活用すれば、色のもたらす効用は計り知れないものになります。逆に色の間違った使い方は毒薬と同じなので、注意が必要です。

13. 光

光の入る部屋はモチベーションが上がり、やる気になり、光の入らない暗い部屋は、暗い気持ちにさせ、怒りや恐怖心が強くなり、うつ病や引きこもりになりやすくなります。
人間は思っているよりもずっと光に敏感です。自然光も照明の光も、体内時計をリセットする力があります。毎日あたる太陽光や照明の光を考慮することで、心地良い睡眠や心身の健康をキープしたり、生産性や創造性が向上できる可能性があるのです。

14. 香り

嫌な臭いは、知らず知らずのうちに脳にダメージを与え、ストレスの原因になります。
逆に、好きな香りを嗅ぐことで脳がリラックスし、幸せホルモン「オキシトシン」が出ます。それはストレスを軽減し、幸せな気分にしてくれるホルモンで、身体に良い影響が出ます。

15. 素材

床が硬かったり、冷たかったりすると、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が増えます。次第に思考力を失い、腎機能の低下や膝を痛めやすくなり、ストレスが多くなります。
また足腰が冷えると、筋肉運動が不活性になり、毛細血管の血液循環は悪くなります。それによって足腰が老化現象をおこし、脳細胞も老化していきます。

体と心のストレスを緩和する住環境

ストレスに強い人は老化スピードが遅く、遺伝子を傷つけることは少ないといわれています。ストレスに強くなるには、心の安らぎを得られる住環境が必要で、安らげば心と身体にゆとりができ理解力や判断力が良くなり、免疫力も上がるものです。
何事にも積極的な人は見た目も若く、抗加齢ホルモンの分泌も盛んになることが医学的にも証明されています。精神的に老けこむことで病気が発症したり、悪化することの原因にもなるのです。

一日中光の入らない部屋、散らかったままのリビング、片付けられないキッチン、においの悪い室内、湿気の多い室内など、悪い環境で暮らしている人は、住環境によりストレスが倍増されてしまいます。

ストレスを軽減するポイントは、「住まいをリゾートのように!」です。
まずは、スッキリと片づけて、きれいに掃除し少しでも生活感をなくしましょう。観葉植物を置いたり、お花や山や海の写真を飾ったり、リゾートを思わせる小物を飾ったりして、気分が楽しくなるようにしてみたらいかがでしょうか? 音楽と香りは心が穏やかになるでしょう。

まとめ

このような住環境こそが、仁・幸夢店が追求し続ける住まいです。
住まい創りで大切な12の要素(高性能・空気・風水・デザイン・形・間取り・色・香り・光・音・素材・磁気)をトータルに考えコーディネイトいたします。

心も身体もストレスフリーになる住環境が求められる時代です。
病気になるのか、健康的に生きるのか、良好な家族関係になるのか、豊かに生きるのか、価値ある、意味のある人生を生きるのかのカギとなるのは住環境です。住環境が身体を癒やし、心を癒やし、ストレスを緩和してくれます。

家族の幸せを守れるものは家であり、幸せを育むのも家であると考えて、創業より48年、家も住む人も健康になる住まい創りを続けてきました。木更津だけでなく千葉県全域、東京近郊のお客様で累計1700棟以上施工させていただいております。

千葉県、東京都、東京近郊神奈川、埼玉、茨城県で新築、リフォーム、リノベーションを検討されている方は、当社「仁・幸夢店」までお気軽にご相談ください。ご自宅からケータイやパソコン、タブレットを使って、ZOOMなどオンラインサービスで、ご相談を承ることも可能です。短時間からお気軽にご相談いただけます。

<筆者プロフィール>

仁・幸夢店株式会社代表取締役 長谷川仁龍

長谷川仁龍

住まいのトータルコンサルタント。
仁・幸夢店株式会社代表取締役、(社)国際風水科学協会副理事長、(社)日本建築医学協会副理事長、NPO法人日本自然素材研究開発協議会理事。
シンガポール国立大学 LKY公共政策大学院地政学プログラム修了。
松永修岳大阿闍梨のもと、様々な加行を経て、伝法灌頂を授かる。

東京都吉祥寺にて前の歌舞伎座を手掛けた棟梁に大工として師事。
神社・仏閣・お茶室・一般住宅・RC造・鉄骨造・防音工事など、幅広く教えを乞う。
23歳で仁・幸夢店を設立、建築業を開始。
33歳の時余命を宣告され、真の健康住宅の必要性を感じる。
高性能・風水科学、建築医学、最先端の知識を活用し、住む人々が財・体・心の健康を整え、豊かな人生が歩める住まい創りのプロデュースを行う。

【主な著書】

『しあわせを育む風水健康と幸運を呼ぶ家づくりの秘訣』
『しあわせになれる200年健康エコエネルギーの家』
『家族が幸せになれるほんとうにいい家』
『100年長持ちするレンガ積みの家の秘密』
(以上、エール出版社)