健康

人と住まいの健康~空気編~

今回は人と住まいの環境を空気編としてご紹介したいと思います。

目次

・健康で生き生きと生活できる環境

・現代病と住環境の関連性

・家は立派である・なし以前に幸せに生きていくための住空間

・上質な空気がなぜ必要か

・体内に入った化学物質はどうなるのか

・住環境の空気環境を整える対策

 

健康で生き生きと生活できる環境

私たちは空気を吸うことで複雑な生体を維持しています。自然界の空気は地中の放射線や紫外線の力によってマイナスイオンとプラスイオンにイオン化されています。空気がイオン化されていない環境では私たちは生きることができないです。地球環境、住環境、オフィス環境ではマイナスイオンの数がプラスイオンの数より多い方が健康に良いという事がわかっています。

現代病と住環境の関連性

日本人の1番の死亡原因は癌と言われています。癌は生活環境や生活習慣によってなりやすいといわれ、空気、水、食べ物、ストレス等を改善し、また住環境を良くすることで軽減できると思います。一般の住宅内ではプラスイオンが多く存在しています。住宅内に自然界のマイナスイオンを取り入れマイナスイオンが多い環境で生活することにより自己自然治癒力が高めておくことが病気になりにくくなります。自律神経は交感神経と副交感神経とから成り立っていて副交感神経は夜10時~朝6時まで活発になっているといわれています。寝る時間に交感神経が活発になると寝つきが悪くなり、不眠症になったりします。寝室の環境を整えて副交感神経が優位になるような住環境にすることが不眠の解消につながります。良い睡眠は良い生活習慣から生まれ、良い住環境により質の高い睡眠が得られ、質の高い睡眠から自己免疫力が高まることにより、病気を予防できると考えます。

家は立派であるなし以前に幸せに生きていくための住空間

家は立派であるに越したことはありませんが、それ以前に健康で生活できる空間でなければいけません。健康が良い人生には欠かせない要素であるからです。ですから有害化学物質だらけの住環境ではいけませんし、無意識にストレスのかかる色彩で作られてはいけないという事になります。有害化学物質だらけの住環境ではシックハウス症候群になる可能性があり、症状は、目や耳、鼻、喉が痛くなり、花粉症のように鼻水が止まらなくなったり、皮膚がかゆくなる、頭痛やめまいがするといった症状が出ます。このような症状が出るようでは家を建築した意味がないですよね。さらに有害化学物質は自覚症状の他に、内臓障害の原因になったり、癌を引き起こす原因になったりします。法律で建材の規制はされていますが、一つひとつの発生量は少量に抑えられていても、家全体にまとまるとかなりの量が出ています。1日の半分は自宅で過ごすことになると思います。その空気環境は幸せに生きていくために非常に大切です。

無意識にストレスのかかる色彩とは例えば真っ白な空間で生活しているとストレスを得やすいという事や、黒い色を広く使うと、無意識に恐怖感を感じ、知らず知らずにストレスにが蓄積されます。幸せに生きていくための住空間でストレスを抱えないような色彩設計は必要になります。

上質な空気がなぜ必要か

私たちが口の中に入れるものは、空気は83%、飲物8%、食べ物7%ですから圧倒的に空気を取り入れています。また水や食べ物はとらなくても数日~数十日生きられますが、空気を吸えない状態だと5分で人は死に至ります。ほこりだらけの空間やカビだらけの空間で生活すると、喘息やアトピーになりやすかったりします。一般的に屋内で90%、屋外で10%の空気を吸うといわれています。屋内の中で自宅の空気は75%、職場やそれ以外で25%と言われていますので、自宅の空気環境は非常に大切です。ですから上質な空気環境というのは健康的な生活をするのに必要不可欠なもので、特にお子様が小さい時体が作られている時に、空気環境が悪いとアトピーや喘息になりやすくなります。幸せな家づくりは健康的な生活ができる家づくりであり、それには上質な空気環境が必要です。

体内に入った化学物質はどうなるのか

食べ物や飲み物に毒素があるとまず胃に入り強酸の中で溶かされ、ほとんどの細菌や物質はバラバラになります。そこでも残ったものは肝臓でも解毒されさらに、大便や小便で体外に排出されるという仕組みになっています。だから大丈夫というわけではありませんが、少なくとも解毒するシステムや排出される仕組みがあるといことです。しかし空気中の化学物質などは、肺に入り、肺から血液に乗って全身に運ばれます。空気の場合は肝臓のような解毒するところはありませんからそのまま全身に運ばれるという事です。当然脳にも行きますので脳にも影響します。脳が壊れると、アルツハイマーの原因になったりする可能性もあります。ですから家づくりには上質な空気環境になるのか?を考えて計画することが必要であるといえます。

住環境の空気環境を整える対策

・内部仕上げを自然素材にする

・カビが生えずらいように温度や湿度をコントロールできる断熱性・気密性・計画換気を備える住宅にする

・壁の仕上げ前に炭を塗る

・化学物質を強制的に放出させ、少なくする特殊な液体をかける

・家のこまめな掃除をし整理整頓をする

内部仕上げを自然素材にするのは対策の一つです。しかしコストが上がってしまいます。どうしてもできない場合は対策の中にある、化学物質を強制的に放出させる液体があるので、それを施工するようにしましょう。通常10年かけて化学物質は揮発してなくなるといわれています。それを特殊な液体をかけることにより、住み始める前に強制的に放出させ少なくするという工法があります。これは建築物以外に家具などにも吹き付けられるので、家に運び込んで屋内にあるもの全部に吹き付けるとよりいい環境になります。

断熱気密を高めて、湿度や温度をコントロールすることでカビが生えづらい住環境を作ることができます。カビは化学物質と同じで健康被害を及ぼすものであると思います。リフォームで改善することもできますが、新築の時に取り入れたほうが割安なので、これから家づくりをしようとする方は1番に取り入れるべきところです。

壁の仕上げの下に炭を塗るのは炭の良い効果が得られます。その一つは消臭効果等がありますが、さらにこの工法は炭にマイナス電子を流すようになり、室内のプラス電子が壁に吸着します。そうすると室内環境にマイナス電子が多く残るので、マイナスイオン優位の空間になるという工法です。予算に余裕があれば是非取り入れることをお勧めします。

最後に誰でも今からでもできるのがこまめな掃除と整理整頓です。どんなに良い環境にしても、掃除や片づけをせずに埃だらけにしてしまっては意味がないので、こまめな掃除や整理整頓が必須になります。これはすでに建築してしまった方でもできることですので、こまめに掃除して家の中を整理整頓してきれいにしましょう。

 

まとめ

住環境と空気が健康と非常に密接な関係にあるといえます。家づくりをするときに、間取りや見た目も重要ですが、空気環境というのはそれ以上に重要です。すべてを取り入れるのはコストも上がるのですが、病気になってから治すというのはお金がかかりますし、結構な確率で元の状態にならない場合が多いです。ですから予防にお金をかけるのはコストパフォーマンスも良いものだと思います。そちらも重要なのが『掃除と整理整頓』と『カビが生えづらい住環境を作る高断熱・高気密の住宅性能』です。それ以外はできる限りお勧めしますが、トータルコストの中で取捨選択が必要だと思います。家づくりの参考にしてください。


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