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断熱・省エネリフォームで快適な暮らしを
#住宅性能

断熱・省エネリフォームで快適な暮らしを

目次

お住まいで寒さ、暑さを我慢していませんか?
日本の住宅の92%が断熱不足。
断熱性能が不足した家は、省エネにはならず、健康にも悪影響を及ぼします。
断熱施工のスペシャリスト千葉県木更津市の工務店が、お客様に合う断熱方法をご提案します。

断熱・省エネリフォームの必要度をセルフチェック

1. 〈冬〉 浴室や脱衣室、トイレが寒い

2. 〈冬〉 窓際や足元が寒い

3. 〈冬〉 結露が発生する

4. 〈冬〉 各部屋や廊下、温度差がある

5. 〈夏〉 冷房の効きが悪くて暑い

6. 〈夏〉 2階が特に暑い

7. 〈夏〉 夜も熱気で寝られない

8. 〈夏〉 各部屋、温度差があり湿気、カビ臭い

1つでも当てはまる場合は要注意です。断熱リフォームをお勧めします。

「暑い・寒い」のない快適で健康的な住空間に!

ご存じですか?最近の新築住宅はここまで高断熱です。ご自宅の断熱性能はどれくらいですか?

■断熱性能のグレード(戸建住宅)

(UA値)等級7(0.26)ZEH水準を上回る等級、等級6(0.46)、等級5(0.60)、ZEH水準等級4(0.87)、平成28年基準等級3、平成4年基準等級2、昭和55年基準等級1、昭和55年基準に満たないもの。

※UA値とは断熱性能の指標で、住宅内部から外皮(床、外壁、屋根(天井)、開口部等)を通過して外部へどれくらい熱が逃げているかを数値で表します。数値が小さい程、性能が高くなります。同じ等級でも地域区分により異なり、ここでは6地域について示しています。

■既存住宅 5000万戸の断熱性能(2018年時点)

等級4以上 平成28年基準 11%
等級3   平成4年基準  22%
等級2   昭和55年基準 37%
等級1(無断熱等)昭和55年基準に満たないもの 30%

出典:国土交通省「第1回 脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」説明資料

日本の住宅の省エネルギー性能を示す基準として、国の住宅性能表示制度に基づく「断熱等性能等級」があります。新築戸建住宅は80%過が省エネ基準(等級4)に適合していますが、既存住宅(5000万戸)の多くは等級3以下、無断熱の住宅も約30%あります※。

※新築住宅は令和元年時点、既存住宅は平成30年度時点の数字になります。

寒さ・暑さの原因は断熱不足かも?

日本の住宅の32%が、昭和55年の省エネルギー基準制定前に建てられた「無断熱の家」。断熱基準が施されていても、断熱不足の家は全体の92%にも上がります。あなたの家もそうではありませんか?

断熱不足はヒートショックや熱中症の原因に

断熱・省エネリフォームで、断熱性能が高まり外気の影響を受けにくくなり、快適で健康な暮らしが実現します。冷暖房効率が高まるため熱中症の発生リスクを減らすことができます。また、部屋間の温度差が小さくなるので、体にかかる負荷を少なくすることもできるため、ヒートショックを予防することにもなります。
さらに、冷暖房機器の使用を抑えられることで月々の光熱費も下がり経済的です。部屋間の温度差を軽減することによって結露が発生しづらくなり、カビや腐食など、家の傷みを抑えられます。健康寿命を伸ばすことや予防医療の観点からも、ぜひ取り入れたいものです。

急激な温度変化による血管の収縮や血圧の乱高下により、ヒートショックは起こります。各部屋の温度差や、冬場の入浴時に、寒い脱衣室では血圧が急に上昇し、湯船につかると一転急降下。ヒートショックを起こすと意識が朦朧とし、失神・心筋梗塞・脳梗塞など、身体に健康被害を引き起こします。

夏場には、家の中で熱中症にかかる65才以上の高齢者が多いという調査結果もあります。

■熱中症救急搬送者の発生場所

住居 39.4%、仕事場 13.1%、学校 6.4%、公衆(屋内) 8.8%、公衆(屋外) 12.8%、道路 14.1%、他 5.3%。
住居の割合がいちばん高い!
夏の熱中症救急搬送者の発生場所は、「住居」が第1位で、全体の約4割を占めています。

冬の部屋間の温度差は血圧の急激な上昇・下降を引き起こし、ヒートショックによる事故につながります。

■部屋間の温度差がヒートショックのリスクを増やす

暖かい室内  血圧安定
寒い脱衣室  血管が縮んで血圧上昇
寒い浴室内  血圧がさらに上昇
熱めの浴槽内 血管が広がり血圧低下

暖かい家は病気のリスクを減らし、健康づくりにつながる

冬季の室温について、WHO(世界保健機関)は「住宅と健康に関するガイドライン」で18°C以上(小児・高齢者はもっと暖かく)を強く推奨しています。また、室温、部屋間の温度差、部屋の上下、中の温度差等が住まい手の健康に影響する可能性があることは近年調査結果で報告されています。住宅を断熱化することで得られる健康面のメリットは、夏の熱中症の予防や冬のヒートショックの防止以外にも多くあります。

省エネリフォーム後、起床時の血圧が低下!

室温が低い住宅に住む方ほど、起床時に血圧が高くなります。その影響は高齢になるほど大きくなります。断熱性を高めるリフォーム後は、起床時の最高血圧が3.5mmHg低下、最低血圧も1.5mmHg低下しました。

室温の違いは健康診断の結果に影響!

室温18°C未満の住宅に住む方と、18°C以上の住宅に住む方を比較すると、健康診断結果に大きな差がみられます。

■健診結果

コレステロール値が基準範囲を超える方
総コレステロール値、寒い家に住む方は基準範囲を越える方が約2.6倍。

心電図の異常所見
寒い家に住む方は異常所見のある方が約1.9倍

足元の温度は疾病・症状の有無に影響!
床上1m室温が同じでも、床付近の室温が15°C以上の住宅に住む方と15°C未満の住宅に住む方を比較すると、高血圧・糖尿病で通院している方の割合に差がみられます。

(中間群:足元室温15°C未満の家※、温暖群:足元室温15°C以上の家※)※床上1mの室温は16°C以上

■各種疾病・自覚症状の有無(調整オッズ比)

高血圧
足元が寒い住宅に住む方は、高血圧で通院する方が約1.51倍。

糖尿病
足元が寒い住宅に住む方は、糖尿病で通院する方が約1.64倍。

出典:国土交通省「断熱改修等による居住者の健康への影響調査」中間報告(第3回)から抜粋

断熱・省エネリフォームによって、このような健康リスクを軽減できます。

断熱・省エネリフォームのポイント

床と天井、そして四方の壁に断熱材を入れると、住まい全体で高い断熱効果が得られます。住まいの状況や住まい方によっては、部分的な断熱リォームでも快適な暮らしを得られます。ご希望やご予算に応じて最適なリフォーム方法をご提案いたします。

高断熱・高気密・計画換気化
~床・壁・屋根(天井)~の断熱で健康・快適な暮らしを!

床・壁・屋根または天井の断熱改修で、建物全体の断熱性能を高め部屋間の温度差を小さくすることができます。建物全体を工事することで断熱性だけでなく気密性も高まり、いっそうの省エネ性能の向上につながります。

断熱リフォームの種類

Case 1. サッシ・窓の断熱

こんなお悩み
・窓辺が寒い
・結露がひどい
・冷暖房の効きが悪い

断熱はまず窓から外気の影響を受けやすいだけに効果も大きいです。窓は室内外の熱の出入りの約6、7割を占めるので、窓の断熱改修は大きな効果があります。

住まいの中でもっとも熱の出入りが激しい窓を断熱リフォームすることで、冬の熱の流失、夏の熱の侵入を低減します。

■窓の断熱改修

▲サッシの交換
カバー工法:既存の窓枠の上に新しい窓をかぶせます。壁を壊す必要がなく、室内側から施工できます。

▲内窓の設置
内窓:既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付けます。

▲ガラスの交換
複層ガラス:2枚のガラス内にガスや乾燥空気を閉じ込めて断熱効果を高めます。

■熱の流入出の割合 

夏(流入) 室外 33.4°C/室内 27°C 〈冷房時〉
窓 73%、屋根 11%、換気 6%、外壁 7%、床 3%

冬(流出)室外 -2.6℃/室内 18°C 〈暖房時〉
窓 58%、屋根 5%、換気 15%、外壁 15%、床 7%

出典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会

Case 2. 屋根、天井の断熱

こんなお悩み
・ロフトが暑い
・2階が特に暑い
・冷暖房の効きが悪い

天井点検口などから天井裏に入り断熱材を施工する。
屋根の室内側に断熱材を施工する方法と天井裏に断熱材を施工する方法があります。
夏は日射熱の侵入を防止し、冬は室内の熱損失を抑えます。

●屋根断熱

●天井断熱

Case 3. 床の断熱

こんなお悩み
・足元が寒い
・冷暖房の効きが悪い

床下点検口などから床下に入り、断熱材を施工する。
床下や畳下に断熱材を施工。
床下からの冷気の侵入を防止して、足もとの冷えを防ぎます。

●床断熱

Case 4. 壁の断熱

こんなお悩み
・すき間風が寒い ・冷暖房の効きが悪い

内側の壁の下地をはがして内側から断熱材を施工方法と外壁をはがして外側から断熱材を施工する方法があります。
壁と床、天井とのつなぎ目などのすき間を埋めて、冷暖房効率を高めます。

●壁断熱

高効率化
設備機器の交換・追加でエネルギー使用量を削減!

家庭のエネルギーの用途別使用量は、動力・照明他が最も大きく、給湯、暖房、冷房と続きます。このため、設備機器や家電製品を省エネタイプに交換することも家庭のエネルギー使用量の削減に役立ちます。

例えば、給湯器を高効率型に替える、浴室改修時に高断熱浴槽を採用する、キッチンや浴室の水栓金具を節湯型にするなどさまざまな方法があります。
また、エアコンを高効率型に変えたり、照明器具をLEDタイプにするなど家電製品の見直しも省エネ化に効果的です。

LED照明/高効率エアコン/省エネ家電/節湯型水栓/高断熱浴槽/給湯設備(エコキュート)/換気設備

創エネ化、太陽光発電システムなどでエネルギーをつくる!

カーボンニュートラルの実現に欠かせないのが「創工ネ」という考え方です。太陽光発電システムなどで電気をつくり、その電気を蓄電池で貯め、上手に組み合わせて使うことで、更に省エネ化を図れます。

太陽光発電システムや蓄電池の導入に活用できる補助制度もあります。詳細はお住まいの地方公共団体にお問い合わせください。

なお、設置を検討する際は、建物の構造や重量バランス、雨仕舞等の確認や必要に応じた対策が大切です。

省エネ基準とは?

●2種類の基準で評価されます

現在の省エネ基準は、①屋根・外壁・1階の床・窓などの断熱の性能に関する基準(外皮基準)と、②住宅で使うエネルギー消費量に関する基準(一次エネルギー消費量基準)、2種類の基準を用いて評価されます。
建物の断熱性能を高めるとともに、家庭内でのエネルギー消費量を抑えることも大切です。

●基準値は地域によって違います

日本全体を8つの地域に分け、それぞれの地域ごとに基準値が定められ、寒い地域ほど省エネルギー性能の基準値が高くなっています。自宅の地域環境に応じた性能を獲得していきましょう。

①外皮性能
屋根や外壁、1階の床、窓などの断熱性能(断熱材)

②一次エネルギー消費量
住宅内で消費されるエネルギー量(暖冷房設備、LED照明、高効率給湯器、太陽光発電システム)

断熱・省エネリフォームの注意点

湿気や結露の対策

断熱リフォームにより気密性を高める際には、家の中の湿気を外に出す方法も検討しなければなりません。結露や湿気によるカビなどの発生を防ぐために、計画換気システムの導入など、住まいに合わせた対策が必要になります。

まとめ

一部屋、水廻り、窓廻りなどの部分的からでも断熱・気密・換気工事はできます。

千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、東京近郊で土地探しや新築、リフォーム、リノベーションを検討されている方は、当社「仁・幸夢店」までお気軽にご相談ください。ご自宅からケータイやパソコン、タブレットを使って、ZOOMなどオンラインサービスで、ご相談を承ることも可能です。短時間からお気軽にご相談いただけます。

 

<筆者プロフィール>

仁・幸夢店株式会社取締役 長谷川 聡龍

長谷川 聡龍

仁・幸夢店株式会社 取締役
一級建築士・二級施工管理技士・気密測定士・電磁波測定士・風水カウンセラー・四柱推命士・ビジネス姓名判断士・ハウスインスペクター

多くの方は一生の三分の二は自宅で過ごします。その家が心地よく快適で、家族を育み円満に健康に暮らせたらどんなに幸せでしょうか。家は家族の命を安心・安全に守る究極の器です。住まう方のお役に立つように高性能・風水・建築医学を取り入れた「いい家」を設計・施工しております。