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しあわせになれる注文住宅
#注文住宅

しあわせになれる注文住宅

家はそこに住む方の命を守るシェルターであり、家族の健康と円満を育み幸せを守る究極の器です。しかし今も家を建て、不健康になる方や家族が不仲となる方、人間関係が悪くなる方や不幸せになる方が多くいます。
千葉県木更津市の工務店がしあわせになれる注文住宅とは、詳しく解説します。

1.家族がしあわせに暮らせる家とは

■しあわせになれる家を追い求めて

理想の住宅とはどういったものかを考えると、結局は十人十色、そこに住むユーザーによって答えは変わります。それも当然で、住宅はこだわりや価値観、果ては哲学といったものまでが複雑にブレンドされた「究極の実用品」だからです。

住宅建築は、何万という部材から一つひとつ吟味してできあがります。
特に、注文住宅の場合、間取りやデザインなど、ゼロから設計するわけですから、無限に近い部材の組み合わせやプランが可能です。その組み合わせの中から自分たちの予算、こだわりや価値観に照らし合わせ、どれだけマッチさせるかで理想の住宅となるかが決まるのです。

こだわりや価値観を持っているのは、お客様ばかりではありません。業者にも、哲学やこだわりが存在します。
木へのこだわりや自然素材への傾倒。伝統的在来工法、ツーバイフォー工法、軽量鉄骨などの構造体に関すること。高気密・高断熱性能などの性能やエコ関連への取り組み。使い勝手、間取り、デザインに対する考え方。高級住宅やローコストなど価格に関することなど―。
ありとあらゆることが、業者それぞれの理念や哲学に根差したこだわりであり、その価値観に基づいて営業・施工をしています。

プロとして当然ながら建築業者は、お客様以上に“理想の住宅”を探しています。答えなど存在しないことを半ば承知しながら、常に“良い家”を追い続けています。弊社はこの48年、欠かさずに自問自答してきました。

未だに、確固たる答えは見つかっていませんが、ここ数年、「今向いているこの方向が、一番理想に近づけるか」との思いを深めてもいます。それはあくまで、弊社の理想形であり、人に押し付けるものでもありません。けれど、この考えに近い人には、「良い家」「理想的な住宅」と評価して頂けると信じてもいます。

まだまだ「これが結論!」とまではいかないまでも、手ごたえを感じていることとは――。すなわち、理想の住宅とは、お客様がしあわせに暮らせる住宅であり、そこに住むことでしあわせになれるなら、これ以上の理想はないということです。

■しあわせになれる家

しあわせは、手に入れるものではなく感じるものだ」と考えています。
手に入れようとすればするほど、しあわせはその手をすり抜けていくものであり、感じようとさえすれば、いつも身近にあるのが“しあわせ”ではないかと思うのです。

しあわせになるため、「あれも欲しい、これも欲しい。あれが足りない。これが足りない」と追い続けるから、しあわせでいられなくなる。けれど、「感じよう」と心がけがあれば、なんでもない日常にも、しあわせは感じられます。

しあわせとは、今、自分が置かれている“日常そのもの”であるのかも知れません。平穏無事に暮らせることが、どれだけしあわせなことかを思いだしてほしいのです。
自分のことばかりでなく、自分が大切に思う人たちが、今日一日を平穏に暮らせること。その中にこそ、しあわせがあるはずです。

もちろん、時折は何か良いことが起きるとか、楽しいことが起きなくては、退屈な日常に飽きてしまい、しあわせと感じることも難しいでしょう。けれど、毎日が良いことばかり、楽しいことばかりでも、それに感謝したり、楽しいと感じたりすることはできなくなります。
自分や家族にとって悪いこと、面倒なことや大変なこと、苦しいことや悲しいこと、そんなことが起きずに、日常が平凡に過ぎ去ることこそ、しあわせの本質です。であるならば、しあわせになれる家とは、家族が日々平穏に過ごすことができる家であるはずです。

そこに住む人に、ストレスや体への負担をかけることなく、地震や台風などの災害に怯えることもなく、省エネでお財布にも優しく、建て替えやメンテナンスの心配もなく、家族みんなが健やかに暮らすことができる。そんな住宅こそが、しあわせになれる家であり、理想の住宅だと考えるのです。
「落ち着くなあ」「暖かいなあ」「気持ちいいなあ」――。これらは日々の暮らしの中で、感じることができるしあわせです。
小さなしあわせかもしれませんが、そこに暮らすだけで、いくつものしあわせを身近に感じて頂ける。そんな空間づくりこそが、目指している理想の住宅づくりです。

■しあわせになれる家の条件

条件1.健康住宅

しあわせになれる家には、有していなければならない具体的な条件が三つあります。
まず初めに挙げるべきは、「健康住宅」であること。
一口に健康住宅といっても難しく、私なりに定義するならば――。

 ①住む人の健康(体・心)に害を与えないこと
 ②肉体的・精神的(物理的)なストレスを与えない建物であること
 ③住む人の健康増進(ヒーリング効果など)に役立つ家であること。

これら三つの要素を兼ね備えて、初めて「健康住宅」と呼べます。そして、この三つを満たすには、健康に寄与するとされる高気密・高断熱性能だけでは不十分です。
もちろん、家はクスリや医療器具ではありません。特定の病気に効くとか、治るなどと効能を述べるのは薬事法に触れます。ですが、人間の健康に住環境が影響を及ぼすことは、医学的にも報告されています。

しあわせを感じるには、まずは健康が第一。それも家族みんなが健やかであることです。だからこそ健康住宅が、しあわせになれる家の第一条件なのです。

条件2.高性能住宅

健康住宅と多少重なる要素もありますが、二つ目は「高性能住宅」であることです。
快適性を約束する高気密・高断熱性能はもちろん、100年以上長持ちする耐久性、家族を災害から守る耐震・耐火性も必要です。地球環境のために省エネ性も欠かせません。

大量生産、大量消費の時代は、質より量が求められました。けれどこの先、右肩上がり一辺倒の経済成長は望めないでしょう。そのような社会では、大量消費から脱却して、モノから心の豊かさを求めるようになるはずです。
住宅に性能を求めることは、まさに量から質への転換と同意義です。わずか20年ほどで建て替える、使い捨て住宅から脱却することは革命にも等しいことです。

しかし、住宅の本質を考えると高性能性は、当然備えているべき本質であるともいえます。
欠けていたことが、今日の不幸を招いたとさえ指摘できます。良質な住宅をストックしていれば、個人資産をもっと蓄積できたばかりではなく、社会的資産としても蓄積できていたはずで、日本人はもっと豊かでいられたことでしょう。

豊かさを実感することは、しあわせを感じることと、ある意味で共通します。高性能住宅をしあわせになれる家の条件に挙げるのは、それも理由のひとつです。

条件3.価値住宅

そして三つ目は、価値住宅であること。
住みやすさやコミュニティの価値を知り、住み継ぐことができる住宅です。分かりやすくいえば、「住みたくなる家」であることでしょう。そして、このことは、新築する瞬間から考えなければなりません。

では、何が「価値住宅」とするのかをいえば、そこに住む人の“主観的価値”、周囲や第三者の目を意識した“客観的価値”、地球に配慮した“環境的価値”や長い歳月を越えるための経済性にも着目した“資産的価値”。これら四つの価値をバランスよく兼ね備えてこそ、住む人からもそして他者からも認められる価値住宅となります。

なぜこの価値住宅であることが、しあわせになれる家の条件に挙げるのかといえば、「良い家だなあ」と日々感じて暮らすことほどしあわせなことはないからです。「良い家ですね」と褒められて、嫌な気分になる人はいません。

金銭的不安を排除できなければ、しあわせを感じることは難しいはずです。
冷暖房費が安く済む。メンテナンス費用の負担が少ない。健康でいられるから病院にかかるお金も少なくて済む。――などのメリットもあるかもしれません。そんな付加価値が、資産価値にも直結し、しあわせを実感しやすくしてくれます。

2.健康住宅とは

■住む人の健康に害を与えない

家族の命を守るための家が、健康に害を与えるようでは本末転倒です。けれど、残念ながらその本末転倒を犯している住宅は少なくありません。

安心・安全を担保するには、バリアフリー化や手すりや防護柵の設置など、事故の対策や予防が必要です。例えば、中間に踊り場のないストレートな階段を設計しないことや、お風呂であっても段差は設けないなどの工夫が求められます。

また、シックハウス症候群や化学物質過敏症などのアレルギー症は、家が人の健康を害する悪例です。原因は、有害化学物質が室内に持ち込まれたことでした。
近年では、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの有害化学物質に対する安全基準値が定められたと共に、換気システムの設置が義務付けられたため、こういった病気は減少しています。同時に、壁や床を塗り壁や板張りなど自然素材にするケースが増えていることも、これらの病気の減少に寄与しているでしょう。
しかし、一口に自然素材といっても様々なものがあり、どこに有害なものが含まれているか分かり難いことも現実です。

部材を吟味せずに家を建てると、そこに住む人の健康を脅かすリスクが潜むことを認識することです。健康には、体調を崩してからの治療ではなく、予防医学の考え方が最も大切であり、それが健康住宅の第一歩です。

■暑さ寒さというストレス

家は、家族が身体を休める場所です。一日の疲れを癒やす場であり、鋭気を養う空間でもあります。

人が肉体的ストレスを感じる大きな要因に、温湿度があります。
暑さや寒さ、不快に高い湿度や過乾燥などです。
寒さに縮こまって生活をしていて、体に良いはずがありません。暑さで寝苦しく、睡眠不足では、疲れを癒やすなどできぬ相談です。
特に、暑さ寒さは歳をとってから身に沁みます。若いうちには、なかなか理解しにくいものです。そのため、若い建主は、どうしても家の温かさを二の次としがちです。けれど、それが失敗の元となるのです。

新築時に高気密・高断熱化をきちんと図れば、気持ちの良い春の陽射しに包まれているような中で生活できます。
高気密・高断熱の家は、熱を逃がさない性質がありますので、夏場には冷房が必要です。しかし、遮熱性能があれば、エアコンで除湿する程度で、木陰にいるような快適さを実現できます。

また、部屋間の温度差もそこに住む人のストレスとなります。
気密・断熱性能の不足した住宅では、部屋と部屋との温度差は避けられません。
例えば、冬場、暖房している居間から寝室などに移ると、ヒヤリとした寒さを感じます。トイレやお風呂などの無防備となる場所で、震えがくるほどの寒さを感じることも珍しくありません。

温度差はストレス以外にも、身体の血管を急激に収縮させ、心臓病やくも膜下出血などの重大な疾患を発生させる原因となります。これはヒートショック(コールドショック)と呼ばれる現象で、知らず知らずのうちに血管に負担がかかるため、心臓の弱い人や家系的に脳卒中の傾向がある人などは注意が必要です。

これら温度・湿度による身体への負担や、温度差によるストレスを解消するには、断熱等性能等級6、7(HEAT20/G2,G3)以上の高気密・高断熱性能が必要です。

■構造材によるストレス

木造住宅が全てにおいて優れているというつもりはありません。けれど、鉄骨やコンクリート製の建物は、なんとなく温もりに欠け、無機質に感じられます。
ヨーロッパ、特にイギリスで見かけるレンガを基調とした味のある住宅の例もありますが、残念ながら日本ではああいった家を見かけることはほとんどありません。第一、レンガの家も、室内は漆喰や木材を基調とした自然素材が用いられています。
アメリカの大富豪ロックフェラー一族は、代々木造住宅に住んでいます。お金をかけて鉄筋コンクリートの豪邸をいくらでも造れる一族が、あえて木造住宅に住んでいるのは、やはり木の持つ癒し効果や魅力を知っているからでしょう。

昔の木造住宅は、アルミサッシや新建材だらけの現代の住宅と比べ、天然のマイナスイオン発生器だったといわれています。その癒やしの効果が失われ、電磁波やプラスイオン、悪性化学物質、炭酸ガスなど人体に悪影響を及ぼすと目されるものばかりを浴びて生活しているのが現代人です。

子どもたちを心身ともに豊かで健康に育てるには、もう一度昔の家の良さを見直し、木の持つ力を活かすことです。
例えば、鉄筋のマンションでも、室内にはふんだんに木材を使い、中だけは木造にするなどの工夫を凝らすと生活環境はずいぶん違ってきます。
一番良いのは、厳選された自然素材をふんだんに用いた木造住宅です。

■地磁気とマイナスイオン

地磁気の心身への影響には、わが国ではほとんど無関心です。けれど、地磁気の異常は、住人にとって致命的な病気の原因になりうるとの研究結果が報告されています。

多くの動物は地球磁場を感知し、それを用いて方位を知ることが分かっています。特に、ハト、ハチ、イルカなどは、体内に磁鉄鉱を含む組織を持っていることが確認されています。
生物の機能は、周りの環境と密接な関係にあります。生物と地磁気の関係も身近なものであり、人間も無意識のうちに地磁気の影響を受けています。

ドイツの医療測定器EAVでは、病気の原因の一つとして「ジオパシック・ストレス」というものを重要視しています。それら研究者の報告によると、地磁気の強い場所と重篤な疾患の発生率との間に、相関が認められています。
血液と白血球数の一日の変化が、地磁気の日変化とよく似通っている事実。
心拍数も地磁気の日変化に関係していることや、心臓血管の機能が地磁気の影響を受けていること。眼病、腎臓病、胃潰瘍、てんかん、不整脈、心筋梗塞、ガン、精神病など、様々な病気と地磁気変化の関係が報告されているのです。

これに対応するため、地磁気を安定させ、土地を元気にさせる研究も進んでいます。
最近、注目を集めているのは、イオン・コントロール・アダプター・システム(スミキャス)です。
大地に流れる地電流を整え、それを通して地磁気を安定させ、さらには室内の空気環境をマイナスイオンにより劇的に改善するシステムです。

■高性能住宅であること

しあわせになれる家とするためには、備えていなければならない性能がいくつかあります。
その性能とは、高気密・高断熱性能、換気、全室同温湿度にコントロールできること、遮熱性、高耐久性(長寿命性)、耐震・耐火性能、省エネ性能などです。
これらの性能がないと、何らかの不満を抱えて生活することになります。

従来の建物は、使い勝手や利便性、デザイン性ばかりが重視されてきました。しかし、それだけでは、家の寿命は短く、冷暖房してもなかなか快適な環境を得られず、家族の健康を害することさえありました。
確かに、使い勝手やデザイン性なども、考慮しなくてはならない性能のひとつです。けれど優先順位は、住宅そのものを、いかにストレスなく生活できる環境に整えるかが第一です。そこを疎かにしていたから日本の住宅は不満だらけなのです。

口を酸っぱくしても繰り返したいのは、特に、高気密・高断熱性能に関してのことです。
昨今では、高気密・高断熱化は当たり前となりつつありますが、しあわせになれる家を目指すのであれば、断熱等性能等級6、7(HEAT20/G2,G3)以上の高気密・高断熱性能が絶対に必要です。

3.どうすれば長持ちするのか

■日本の住宅は短命住宅

わが国の住宅平均寿命が25年から30年程度しかないことは、国土交通省までもが認める通りで、先進諸国の中でも極端に短いものとなっています。

長持ちしない理由のひとつには、質の悪い住宅が蔓延していることが挙げられます。
見かけだけを良くして中身はそれとさほど変わらない住宅が、主流であることがこの国の悲劇です。
日本の住宅が質へと目を向けはじめたのは、高気密・高断熱住宅が一般的になりはじめた、ここ10年くらいのことでしょう。

特に、若いユーザーが建築する建物は、十分にお金をかけていない(かける余裕がない)こともあり、15~20年で建て替えなくてはならないケースも珍しくありません。
切り詰めて建てても、最低でも1,800万円~2,000万円以上をつぎ込んだマイホームが、20年持たずして寿命が尽きてしまうのですから悲惨です。
十分に予算をかけたとしても、建築する業者に建物を長持ちさせる技術や知識がなければ、結局これまで通り寿命30年程度の住宅を建ててしまいます。現実に、一億円かけた豪邸でも、肝心な湿気対策がなっていなかったり、気密・断熱性能が劣っていたりと、残念ながらこの国では長持ちする住宅は少数派です。

■100年以上長持ちさせるには

100年以上住宅を長持ちさせるには、木造であれ鉄骨造であれ、湿気対策を万全にすることです。湿気が、木を腐らせたり鉄筋を錆びさせたりして、構造体を駄目にするからです。
この状態を解消するには、気密・断熱性能を向上させ、計画的に換気を行うかしかありません。通気層の確保も大切な要素でしょう。

また構造体が腐らない環境を整えたとしても、基礎部分が脆いようでは砂上の楼閣になりかねません。
しかし、現代のコンクリート基礎は、50年持たないものが主流です。
建築基準法では、基礎は18KN以上の強度のコンクリートを使うよう定められています。けれども、建築業界の風潮では、18KN以上ではなく“18”を使えばよいと受け止められています。良心的な会社でも、一ランク上の21KNを使う程度。そのレベルでは、100年は愚か50年でさえも危うい強度しか得られません。

100年以上長持ちする基礎をつくるには、使用するコンクリート強度は、30KN以上、スランプは15cm以下のものが必要です。
スランプとは、固まる前の生コンを、バケツを逆さまにしたような型に入れてから、その型を抜いて、どれだけでれっと下がってくるかを見る試験のことです。
端的にいうと、水の量がコンクリートの強度を左右します。水の配合が少ない生コンが、より強度のあるコンクリートとなるのです。

■省メンテナンス

単純に、外壁をタイル張りやレンガ張りにするだけで、通常のサイディングよりはるかにメンテナンスは少なくなります。それを本格的に、レンガを一つひとつ積むレンガ積みの家は、100年以上の耐久性は必定です。

しかし、ただ単にレンガを積めば、メンテナンスフリーになるかは、また別のお話です。家には他にも、屋根や窓、玄関ドアといった外に面する部分があるからです。
最低でも、30年間省メンテナンスにしようと、様々なことを検証すると、塩害の問題や結露、シロアリなどの要素を考慮する必要があります。
素材ごとの強度と特性、費用とそれに見合う効果を、一つひとつ潰していく作業です。

外壁材は、レンガ積みにすることでほぼ完璧。
屋根部分については、お客様の予算にもよりますが、最低でも30年の耐用年数をもつフッ素鋼板やガルバリウム鋼板を用います。耐用年数50年のディプロマットや60年のステンレスなども、よく用いる屋根素材です。
窓部分は、断熱樹脂サッシに、アルゴンガス入りLow-Eガラスを入れて施工しています。また、防犯ガラスもお勧めしております。雨戸やシャッターをつけるより防犯ガラスの方が、セキュリティの面からも、また強風に対応できる面からも優れています。
断熱樹脂サッシにしているのも、アルミサッシでは海風で溶けてしまい30年ももたないことと、気密・断熱力に欠けることが理由です。木製サッシを用いるケースもありますが、基本は断熱樹脂サッシを使用します。

構造的な骨組みは、国産材の乾燥材を用います。乾燥した木材を用いないと、狂いやねじれが生じますので、含水率が最低でも15%以下の乾燥材を用いることは必須です。通常の乾燥材は含水率25%前後ですが、それではまだ5ミリ位縮む可能性があり、壁が割れる原因となります。その問題をクリアするには、15%以下にまで下げた乾燥材でなくてはなりません。
また、その乾燥方法も、高周波・高温蒸気式乾燥方法と呼ばれる特殊な技法によりじっくりと含水率を下げる必要があります。通常の高温乾燥では、木材の組織がズタズタになり、強度が落ちてしまうからです。

あとは基礎さえしっかり造れば、外回りに関しては、30年以上省メンテナンスとなります。
室内に関してもメンテナンスが必要とならないように、壁や天井にクロスは用いず、塗り壁にするか板張りをお薦めしています。自然素材を用いれば、古くなっても味わいとなり、みすぼらしさを感じさせません。
床材もムクの床板を用います。ベニヤと比較すると、足を乗せた瞬間に、歴然とした暖かさの違いを感じられます。

まとめ

さあ、あなたが望むしあわせに暮らせる目的の家は、どのようなものですか?

高性能にこだわり、健康・注文住宅を千葉県木更津市の仁・幸夢店は、高気密・高断熱・遮熱・計画換気性能+安心・安全な構造を最優先して、家族が円満に健康で幸せに安心・安全に暮らせるしあわせになれる家を創り続けています。

施工エリアは千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県他です。
これから土地探し、住宅、マンションの新築、リフォーム、リノベーションをご計画の方に、仁・幸夢店ではより詳しくお伝えするために対面、オンラインどちらでもご相談承ります。お気軽にお問い合わせください。

 

<筆者プロフィール>

仁・幸夢店株式会社取締役 長谷川 聡龍

長谷川 聡龍

仁・幸夢店株式会社 取締役
一級建築士・二級施工管理技士・気密測定士・電磁波測定士・風水カウンセラー・四柱推命士・ビジネス姓名判断士・ハウスインスペクター

多くの方は一生の三分の二は自宅で過ごします。その家が心地よく快適で、家族を育み円満に健康に暮らせたらどんなに幸せでしょうか。家は家族の命を安心・安全に守る究極の器です。住まう方のお役に立つように高性能・風水・建築医学を取り入れた「いい家」を設計・施工しております。