昨今はガソリン価格に始まり、食材なども値上がりしています。
他と同じように建築業界も大きな値上げラッシュが始まっています。
ウッドショックというニュースが2021年にありました。ウッドショックニュース
その他にも鉄価格の高騰から基礎鉄筋関係や、銅価格の高騰から電線がアップしています。
様々なところに影響が出ていて現在価格が高騰しています。
消費者の関心はいつまで価格高騰があるのか?今後落ち着くのか?ということだと思います。
結論!あまり期待しないほうがいいですよ。
住宅設備は私が仕事に携わってから様々な機会で値上げがありました。そしてほとんど下がったことがないです。
そう聞こえるのは無理はないと思いますので理由を上げさせていただきます。
上のグラフはマンションなども含めた全国の新築着工棟数の推移です。
私が業界にかかわった2000年頃は約120万戸あったのが2020年では81.2万戸になっています。
NRI(株式会社野村総合研究所)の予測は今後も減り続けると予測されています。
減る理由は
・少子化による人口減少
・インフレによる価格高騰
・給料が上がらず、建築自体ができない
この3点が考えられます。
着工棟数が減るということがわかっている中で、建材メーカーは売上を確保するためにどのように考えるでしょうか?
数が減るなら一戸当たりの単価を上げれば現状の売り上げを確保できるという考えがあります。
その他にも早期退職を募ったりして会社の固定費を下げるということも当然しています。YahooニュースPanasonic早期退職者募集
建築に限らず家電、食材等あらゆるものが20年前よりもたかくなっています。
ですから、建築時期を見計らっていると、どんどん価格が上がる可能性があるわけです。