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リフォームは今の住まいをより快適にするひとつの選択肢です。そんなリフォームのアレコレをご紹介していきます。
リフォームは、大きな予算や長い期間がかかってしまうものから手軽な価格で短期間施工が可能なものまで、さまざな手法があるので、どこをどうしたらいいのか、悩んでしまう人も多いですよね。
今回は手軽ながら見た目も効果も抜群の、玄関ドア交換リフォームについて千葉県木更津市の工務店が詳しく解説します。
玄関ドアは、来客の目に多く触れるもので住まいの顔といっても過言ではありません。もちろん、家族全員が毎日使うものでもあります。
5年10年と使い続けると、気になってくるのが劣化です。特に外側は外気に触れ雨風も受けるため、見た目の印象が気になってきますよね。また、玄関ドアのデザインも年月とともに少し好みと違ってくることがあるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、玄関ドアの交換です。機能やデザインも数年で変わっていくので、現在の玄関ドアとは違った魅力の製品に出会えます。
住まいの顔である玄関ドアを変えることで、住まい自体の印象がガラッと変わります。ピカピカの新しい玄関ドアになると、同じマイホームでも気分が新たになります。
外壁や屋根など住まいの見た目を左右する他の場所は費用も大きく、施工期間も長くかかってしまい、施工中は日常生活に支障が出る場合も少なくありません。その点、昔は数日かかっていましたが、ドア形状によっては1日で施工できる場合もあり、施工中のストレスも少ないです。
玄関ドア交換リフォームは、手軽に住まいの印象を変えることができるので、住まいの見た目が気になっている方におすすめのリフォームです。
玄関ドア交換の機能面のメリット
玄関ドアを新しいものに交換する機能面の大きなメリットに、防犯面が強化できるという点があります。特に、10年以上経つ古い玄関ドアは現在の玄関ドアに比べ、カギの構造などの防犯性が低い場合が多いです。
防犯性が低いと考えられるカギは、昔ながらのギザギザがついただけのシンプルな形状のカギ(ピンシリンダー)です。このカギは構造がシンプルなので「ピッキング」と言われる手法で簡単に開けられてしまいます。
また、玄関ドアにひとつしかカギがついていないケースも防犯性が低く、空き巣に狙われやすい傾向にあります。
防犯性が高いカギは、近年多くなったカギの表面にデコボコのくぼみがある「ディンプルキー」と呼ばれるカギです。「ディンプルシリンダー」という構造で、複雑なため「ピッキング」に格段に強いと言われています。
ドアに対し2つカギがついている場合は、機能面はもちろん見た目にも空き巣に狙われにくくなり、防犯性が高いと考えられています。
さらに防犯性の高いカギとしては、「防犯サムターン」や、電気信号で開錠する「電気錠」などもあり、使い勝手も良くなります。
古い形状のカギと新しいカギを取り換えることも可能ですが、カギだけを変えると悪く目立ちする可能性もあるので、玄関ドア全体を交換するのもおすすめです。
玄関ドア交換リフォームのもうひとつのメリットは断熱性がアップするという点です。玄関先は外気が入るので寒いものですが、玄関ドアを断熱性の高いものに交換すると玄関スペースの断熱性が上がり寒さが和らぎます。
また、玄関に直結する廊下などもあたたかく感じられるでしょう。
防犯性や快適性は、安全で安心な住まいの大切なポイントです。玄関ドア交換リフォームで、安全と安心と快適を手に入れてみてはいかがでしょうか。
住まいのお手入れ方法~玄関~
日々のメンテナンスは物持ちをよくするために重要なことです。しかし、間違ったお手入れをすると逆に悪くなることもあるのでメンテナンスのやり方も重要になってきます。
〇玄関ドア
外側は、外気の様々なホコリや汚れがつきやすく、そのままにしていると痛みの原因になります。汚れたなと思ったら柔らかい布で乾拭きしてください。
木製ドアの場合は、メーカー指定の専用オイルクリーナーで月に1、2回はお手入れすることをお勧めします。その時の手順は下記のとおりです。
※オイルを塗るので晴れた日にメンテナンスすることをお勧めします。
①黒いシミができている場合は紙やすりなどでこすってください。
②ホコリや汚れを落として準備完了
③メーカー指定のオイル等を指定の方法で塗っていきます。(刷毛塗りや布にしみこませ、すり込むように塗る方法があります。)
④10分くらいしたら乾くので、柔らかい布で余分なオイルをふき取る
本物の木製サッシは質感等良いのですが、メンテナンスがかかります。このメンテナンスをすることで長持ちするので、しっかりメンテナンスしていきましょう。
〇鍵が回りにくい時
原因としては土やホコリ等が鍵穴から入って回りにくいことが考えられます。よくやりがちなのは鍵が廻りにくいからと、オイル系の潤滑剤を使用することですが、絶対に使用しないでください。
オイル系の潤滑剤は差したときは滑らかになりますが、再びホコリなどが来た場合くっつきやすくなり、すぐに症状が悪化する可能性があります。
ですから鍵穴専用潤滑剤を使用してください。鍵穴用は粉上になって摩擦をなくすので、オイル系のように水気があるわけではありませんので、汚れが付きづらいです。
潤滑剤がない場合の方法として、鉛筆の芯を削った粉を鍵にまぶして使う方法もあります。
〇玄関床
土やホコリを掃きだし、普段からきれいにしておくと、人の出入りがあったときに土やホコリが舞わないので、屋内空気環境が良い状態が保たれます。
普段からきれいにしておきましょう。多少の汚れはモップや使い捨て雑巾等で水拭きをしても良いです。
汚れのひどい時はデッキブラシやたわしなどで水洗いしてから雑巾で水気をよくふき取ります。ここで水気を放置すると、上がり框や床下を痛める恐れがありますので十分に水気をとるようにしましょう。
〇下駄箱
カビが発生する原因になるので、濡れた靴や、傘は入れずに乾かしてから入れてください。天気の良い日は時々扉を開けて通風をとると、カビが発生しづらいのでお勧めです。
〇これだけはやめてください
・玄関ドアをクレンザーやたわしなどでこする
細かい傷がつきそこに汚れがつき取れなくなります。錆びる可能性もあるので柔らかい布で乾拭きするようにしましょう。
・玄関ドアを指定にない洗剤で洗う
変色や変質の原因になります。特に指定がない時は家庭用の中性洗剤などを使うようにし、洗剤が残らないように丁寧にふき取るようにしてください。
・下駄箱扉にシールを貼る
玄関の風格が損なわれますし、剥がしたときにあとができたり、表面材がはがれてしまいます。
・下駄箱扉を指定のない洗剤で洗う
変質・変色の原因になりますので指定の洗剤を使用してください。
・プランターを玄関ポーチに置く
プランターに水を上げたりして湿気やすくなり、建物を傷める原因になります。またプランターがシロアリの巣になっている恐れがあり、シロアリを招き入れる原因になります。プランターは建物から話したところに置くようにしましょう。
まとめ
玄関は毎日使うところですのでお手入れをこまめにし、家族が気持ちよく使えると気持ちが良いです。間違ったお手入れをすると、悪くなったりしますので、取り扱い説明書は守ってお手入れすることをお勧めします。
また、やってはいけないことの中でプランターをポーチや建物に近いところに置いている方はいらっしゃいます。白アリの被害が出ないうちにすぐ移動しましょう。
これから土地の購入、住宅、マンションの新築、リフォーム、リノベーションをご計画の方に、仁・幸夢店ではより詳しくお伝えするために対面、オンラインどちらでもご相談承ります。お気軽にお問い合わせください。
<筆者プロフィール>
長谷川 聡龍
仁・幸夢店株式会社 取締役
一級建築士・二級施工管理技士・気密測定士・電磁波測定士・風水カウンセラー・四柱推命士・ビジネス姓名判断士・ハウスインスペクター
多くの方は一生の三分の二は自宅で過ごします。その家が心地よく快適で、家族を育み円満に健康に暮らせたらどんなに幸せでしょうか。家は家族の命を安心・安全に守る究極の器です。住まう方のお役に立つように高性能・風水・建築医学を取り入れた「いい家」を設計・施工しております。