リフォーム工事レポート
先日リフォーム工事が完了しました。
協力業者さんからのご紹介で、床が悪くなったので直してほしいとのご依頼です。
現場を拝見し、湿気で床の下地が悪くなっていて、一部腐ってしまっていたので下地からやり直すことをご提案し、ご依頼いただきました。
まずはリビングの床です。床がブワブワ浮いてきてしまっていました。一部沈んでいましたので、床を全撤去し、下地から作り直します。
きれいになると気持ちいいですね!家族団らんの場となるリビングを、気持ちのいい空間にできました。
続いてキッチンです。
キッチンは一部の床が斜めになっていたので、床を全撤去し水平に床を作りました。
部屋の中で斜めのところと水平のところがあると転びやすくなるので、転ぶ懸念がなくなるので快適な生活になります。
続いて和室です。
Beforeの写真からわかるように床の一部が腐食により抜けてしまっています。こちらも床を全撤去して作成しなおします。
物入れの収納物が、床が陥没したことにより使用できなくなっていましたが、工事することで収納もふたたび使えるようになりました。
最後にトイレです。
砂壁がボロボロと落ちてきてしまうのと、毎日使うところだからきれいにしたいということで改修しました。
やっぱりきれいになると気持ちがいいですね。今の便器は汚れが付きにくくなる加工があり、さらに掃除しやすいものになっています。
さらに節水になるように日々進化していますので省エネ性も向上します。
リフォームするときれいになりテンション上がります。新型コロナでおうち時間が長くなっている昨今住まい環境を整えてみてはいかがでしょうか?
使用価値と交換価値
住宅の価値は使用価値と交換価値があります。
- 使用価値とは:住まいとして使用できる価値
- 交換価値とは:住宅を売買するときの価値
日本は交換価値が原価償却されていき、古い家は価値がなくなっていきます。これはどんなにいい家、いい素材を使っても一律の割合と年数で減額されていきます。
使用価値はまだあるのに、交換価値がなくなるのが日本の住宅です。
一方欧米では家の状態により価値が判断されていきます。むしろ古い家のほうが価値が上がっていきます。
日本でおこれはおかしいということで、見直そうという動きが出てきています。将来家によって価値が見直されることを期待しています。
それは違います。メンテナンスをおろそかにしていると使用価値も0になってしまいます。
メンテナンスの目安として、一例をあげると外壁材(サイディング)は10年ごとに塗りなおす。という指針があります。
10年ごとに塗りなおさないと直ちに問題が起こるわけではありませんが、雨漏りなどの症状が出ないからと放置していると、外壁を固定している胴縁という木が腐り、塗りなおしではなく、外壁の張替えになってしまったりします。
そうなると塗装するよりも大きな出費になりますし、場合によっては雨水の侵入により、構造が腐ってしまうこともありえます。
以上の理由から、ある程度の目安時期になったらメンテナンスを考えることをお勧めします。それが使用価値を長くすることにつながるからです。
メンテナンスの無料相談は下記お問い合わせボタンより申し込みいただけます。