自然素材にあふれた、趣ある洗練された和の家

Cases 施工事例

#風水住宅#和風の家

館山湾を一望できる高台にある和の家は、風景をさえぎるものは何もない、美しい自然が広がる絶景地に建ちます。
訪れる方は誰もが、まずこの素晴らしいロケーションに魅了されます。
K様は、海の見える家で暮らしたいと、房総ばかりでなく、伊豆にまで足を延ばして土地探し、最終的に絶好のロケーションに出会い、家づくりがはじまりました。

種別	木造２階建て
場所	千葉県南房総市
敷地面積	500㎡(151.25坪)
延べ床面積	174.93㎡(52.91坪)
家族構成	祖父母＋ご夫婦
特徴	和の家風水住宅
断熱工法	断熱材（セルロースファイバー）

家を建てるにあたっては、ご家族で京都や飛騨高山を旅し、古い旅館や割烹を見て歩いて参考にしたというK様。
とくに全体の雰囲気と、いろりのある空間にこだわりながらイメージをつくったといいます。
「昔ながらのものを上手に生かした京都や飛騨高山の家に学び、壁は漆喰、床にはカリンの無垢材、いろりのテーブルはケヤキ材にしました。床下には炭を敷いて健康住宅とするなど、見えないところにも心を配っています。細部に至るまで、イメージ以上の出来となりました」と話します。

建てて18年経った頃に、住宅性能の向上をはかるためにリノベーションを行います。
外壁と天井、床に断熱材を入れ直して、サッシは高性能の樹脂サッシに交換する断熱リフォームを行いました。
「それまではエアコンを８台も使っていたんだけど、今は２台で十分。冬は蓄熱暖房１台で家の中はどこも一定室温に保たれているから、熱効率がよくて、経済的にもだいぶ違う」と驚きのご様子。
花粉症に悩まされていたご家族も、改築して気密性が高くなり室内空気環境が改善して、ほとんど症状がなくなったといいます。
「毎年春になると憂鬱だったけど、ほんとに驚きました。家の性能がよくなると、健康にもよいってことを、身を持って実感しました」と笑顔に。

断熱材のセルロースファイバー、漆喰の壁、無垢材など、健康に配慮した自然素材いっぱいのお住いです。

「ここにいると時のたつのも忘れてしまいます。訪ねてきてくれた友と語り合っているうちに、気づくと明け方近いなんてこともよくあります」と、K様は早寝早起きの規則正しい日々を過ごしながらも、誰かが訪ねてきて、いろり端で語らうのを心待ちにしていると話します。

目の前に広がる館山湾。広々とした景色と美しい海の眺めを存分に楽しめます。

木々に囲まれ、自然の息吹を感じながら、穏やかな時間を過ごすことができるロケーション。

和のおもてなしを演出する、品格漂う立派な数寄屋門。

門をくぐると手入れが行き届いた庭が。
重厚感ある石畳のアプローチが玄関に導きます。

庭木と日本家屋が調和した美しい外観。
建物の外壁は、明るさと落ち着きを感じる色彩の塗り壁に。

玄関からの眺めは、視界いっぱいに広がる空と海の風景。

細やかな技術が光る格子天井や、風格ある石張りのたたきが印象的な玄関は、エレガントな和を演出しています。

全体の色合い、質感が絶妙にマッチしている玄関通路は、どこか懐かしさを感じさせる昭和レトロ調。
床は冬も冷たさを感じることもなく、素足で歩けるといいます。

趣を感じる民芸調の設え。
畳敷きのスペースには、美しい骨董品がゆとりを持って配置されています。
ここでも洗練された上質さを感じることができます。

天井、腰板には無垢材が使われ、壁は漆喰仕上げ。
色を大胆に組み合わせた畳も素敵です。

「外気温が０℃以下になっても、室温は無暖房で17℃くらい。とにかく快適なんだ」と、高断熱高気密の住環境にご満足のK様。
どこにいても心地よく過ごせる室内です。

どこか懐かしい雰囲気のある、心の癒やしと家族の団欒にふさわしい空間。
雰囲気を楽しみながら、囲炉裏を囲んで一杯も贅沢なひととき。
地の魚を堪能するには炭で焼くのがいちばんと、囲炉裏にしたといいます。

白い塗り壁と茶色で塗装した腰板と柱と天井板のコントラストが、古民家風に仕上げています。
掘りごたつのように、足を降ろすことができる囲炉裏のテーブルは欅の板。家族や友人との炭火を囲う食事は、至福の時間に。

和モダンなリビング空間。
無垢材や漆喰の壁で構築した日本的な空間は落ち着いた雰囲気にあふれています。
漆喰の壁は美しさだけでなく、すぐれた調湿効果をもちます。
「おうちの中の空気もカラッとしていて心地いいし、何だか落ち着きますよ」と、趣味の骨董や古布のコレクションもカビになることなく保管できるのがうれしいといいます。