政府は住宅ローン減税が、昨今の超低金利時代で逆ザヤになっているのを是正するべく控除額の縮小の検討に入っています。
長谷川
住宅ローン減税とは
例:4000万円の借り入れをして年末の残高が4000万円なら所得税から40万円引きます。所得税をそこまで納めていない人は住民税の一部をさらに引きますという制度です。(上限金額は年によって変わります)
男性
制度はわかったけど逆ザヤってなに?
例:住宅ローン減税で40万円の還付を受けているが、ローン金利負担は年間25万円しか払っていない場合。戻ってくる金額のほうが15万円多くなっている状態。
女性
どのように変わるのかしら?
おそらくという不確かな情報ですが世間で言われている事を紹介したいと思います。
①1%→0.7%に減らされる
ネットバンクでは変動金利が0.4%等があります。メガバンクや地方銀行などは0.6~0.8%の金利になっています。それに合わせた数字である0.7%にするという案。
②金利負担を上限にする
年末残高の〇%又は、金利負担のどちらか低いほうを還付するという案。
③控除期間を拡充する
控除巾を減らす代わりに、控除期間を13年(10年)より長くする案。
以上が予測される事象です。
どのようになるかは年末ごろはっきりしてくると思います。
資金計画(人生設計)するうえで考慮する必要があると思います。
今後も少子高齢化の進む日本において、増税はさけられない事なので今後もこのような話が出る可能性は高いです。