高性能で住みやすく、家族の健康を守るレンガ積みの家を建てられたO様。
「数年前から仁幸夢店さんの見学会に通い、自然素材を使った心地よさや暖かい家の性能に惹かれていました。いろいろなところに見学に行ってたんですけど、やっぱり高気密高断熱がいいなと思ってました。実際、熱帯植物も家中が暖かいこともあってよく育ちますね」とご主人は話します。
種別 | 木造2階建て |
場所 | 千葉県館山市 |
敷地面積 | 271.24㎡(82.0坪) |
延べ床面積 | 130.14㎡(39.3坪) |
家族構成 | ご夫婦+お子様1人 |
特徴 | レンガ積みの家 |
断熱工法 | 断熱材(セルロースファイバー) |
新築する前は一軒家の借家にお住まいだったというO様ご家族。
「湿気がすごくて、カビとか結露がかなりありました。古い家だったので、すき間風もありましたし、冬はものすごい寒くて、夏は暑いというような状態で、子どもが生まれたてだったので、ここに住むにはちょっと環境が悪いなというような感じでした。壁には触れた手形で点々とカビが生えたりして、これはもうまずいなと思って」と、奥様は当時の住環境を振り返ります。
お子様は、ほこりやカビが原因でアレルギーぜん息になってしまい、不安を感じていたといいます。
新築することを決めたO様は、「暖かくて健康的な住まい」を建てることを希望されていました。
健康面で不安をお持ちだった奥様は、「やはりダニとかが心配だったので…。自分がシックハウス(症候群)なので、アレルギーが出るような建材は使いたくないなと考えていて、無垢のフローリングで、自然素材を使った家にしたいと思いました。やっぱり子どものことを考えると、そういうものがないような家を建てたいなと思いました」と、健康面について重視されていました。
断熱材や、壁、床などに、自然素材系のものを使うことは、安心安全な暮らしに欠かせない大切な要素になります。
「アレルギーは徐々に良くなっています。住み心地はほんとにすごくいいですよ。結露はしないし、全館空調が効いているので。やっぱり普通の家とは全然違うなと感じるし、風邪も前より引かなくなったと思います」とご主人。住み心地にもご満足いただけているご様子でした。
大きな三角屋根と本物のテラコッタレンガで、童話の中に出てくるような可愛らしい住まいに。
「レンガの家は経年変化で味が出てくるし、メンテナンス費があまりかからないのがいいですね」とO様。
奥様も「山小屋のような感じが素敵。寒がりの私も大満足の快適な家です」とほほえみます。
玄関ドアは何かと便利な引戸を採用。
スペースの有効活用にもなります。
シューズクロークの入り口をアーチ状の下がり壁にして、アクセントにレンガを装飾しています。
デザインに曲線をもちいることで、柔らかい雰囲気が演出された玄関になっています。
棚を多く設置して、収納も抜群です。
玄関には靴の脱ぎ履きに便利な腰掛を造作。
蓋を開ければ収納としても使えます。
どこからでも子どものことが見守れるように、間取りを大きくして壁のない空間にしたいとご希望だったLDK。
リビングの一角に小上がりの畳コーナーを設けています。
床は無垢のタモ材で壁は漆喰。
外壁のレンガや断熱効果の高いセルロースファイバーを使うことでエアコン1台で快適な室内に。
「暑い夏も室内はひんやりと快適だし、冬でも夜中のトイレは薄着でOK。可愛らしさと暮らしを快適にする性能が両立した家です。自然素材や省メンテナンスのお得感もいいですね」とご主人。
対面キッチンに造作カウンターを設け、畳の小上がりに腰掛けられる仕様に。
カウンターは子どもの勉強スペースや、夜は居酒屋のような楽しみ方ができます。
家族の会話も弾む空間です。
小上がりは、子どもの遊び場やお昼寝スペースなどにぴったり。
段差を利用して、引出し収納を取り付けました。
間仕切りのない開放的な室内は、高性能断熱材で結露もなく、一年中健やかに暮らせます。
ガラスブロックをはめ込み、波型にデザインされた壁が遊び心溢れる2階ホール。
2階の造作の机と本棚を設けた書斎。ライブラリーコーナーとして家族で楽しめます。
本棚は三角屋根で生じるデッドスペースを活用して設置。
寝室は引戸で個室にも。天井は無垢のパイン材。
「山小屋のような感じが好き」とご主人。
「自然素材の住まいは、子どもにもやさしいですね」と奥様。
子ども部屋の床もタモ材。
タンクレスのトイレは、すっきり広い空間に。
お手入れが楽なのもタンクレスのメリットのひとつです。
ご主人は高性能な家がおすすめと話します。
「やっぱり高性能な家の方が何かいいと思いますよ。イニシャルコスト(初期費用)がかかっても、ランニングコスト(建てたあとでかかる費用)が抑えられれば最終的には得することもあると思いますし。性能が悪いと、あとからどうしようもないこともいろいろありますよね。最初にやっておかないといけないことっていうのが。冷暖房の効率も違うし」とライフサイクルコストを考えた家づくりをあげられました。
高性能住宅は、その快適性に加えて経済面でのプラスも見込めます。
「目先のコスト」よりも「生涯コストを抑える」という考え方が大切です。