昨年2019年の台風15号。そして、2020年を迎えてからは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大、更に、九州豪雨による甚大な被害など、私たちは、立て続きに大きな脅威に晒されています。こうした厳しい状況が続く中、『家』が果たす役割の大きさを再確認することができました。

そして、果たして災害に強い家が造られているのか、と考えてみた時、必ずしもそうでは無いことが分かりました。平常時では、見過ごしていた事柄が、大きな災難に遭遇して初めて見えてくることもあります。

 

また、コロナウイルスを通して、新しい生活様式、新しい働き方の模索がもう既に始まっています。テレワークの推進やレジャーのあり方など、克服すべきテーマは山積しています。家造りも同様に進化しなければいけません。

自然災害に強く運のいい家、ウイルスに強く免疫力が上がる家、更には、とても大きな確率で起きると言われている大地震、こうした様々な脅威に対応できる家造りの推進が急務であることを痛切に感じています。それでは、少し具体的に話を進めます。

 

〇千葉県に大きな被害をもたらした台風15号

台風15号で、千葉県はとても大きな被害を受けました。ブルーシートに覆われた家があっちこっちにあり、初めて見る光景でした。それは、古い家ばかりでなく、比較的新しい家でも同様でした。どうして新しい家なのにと考えた時、これは正しくローコスト化が進む家造りの弊害の事例であると考えました。ローコスト化するということは、突き詰めれば、建築基準法の範囲の中で、柱や梁、資材をいかに少なくするかがテーマになるのは明白です。施工材料が少なければ材料費や労務費も少なくなります。

 

今回、特に目についたのは、新しい家なのに軒先が被害に遭った家でした。雨に晒される部分にもかかわらず、ベニヤ板で施工されています。ベニヤ板は雨に晒される部分に使うと10年から15年でブカブカになってしまうので、耐久性は強くはありません。これらを放置すれば、やがては屋根にまで影響を及ぼし、屋根の張り替えなどの大がかりな手直しが必要になる場合もあります。ローコスト化の弊害が顕著に現れた事例です。

 

また、たまたま知り合いの隣の家が、台風によって被害を受けました。外見では被害が確認できないのに、雨漏りがするようになったと言うことです。雨漏りや結露により家の中が乾いていない状態になると、カビが発生します。カビは、アレルギーや感染症を引き起こす原因になります。二次被害にもなりかねない、とても危険な住環境です。

これは、柱や梁が不十分なため、風圧によって家がゆがんでしまい、屋根のどこかに亀裂や隙間ができたから雨漏りしたという原因が考えられます。こういうケースでは、保険適用も難しくなります。台風による被害が証明できないからです。

大きな台風では、目に見えない形でも家はダメージを受けます。保険が適用されるか、されないかという大変なことにもなりかねませんので、保険に入る時にしっかり補償内容を確認するなど、十分な配慮が必要です。

 

もう一つ感じることは、地球温暖化による異常気象です。中国南部の広州市で50年ぶりに降雪が観測されました。世界各地で洪水や日照り乾燥による山火事のニュースなどもよく耳にします。何十年ぶり、或いは、かつて経験したことのないような事象が次々に発生しています。ある学者さんの話によると、シベリアの寒気が日本列島を覆い、日本でもマイナス3~5℃の日が何日も続く可能性もあると言うことです。近年は、夏でなくても猛暑日が続き家の中でも熱中症による死亡者が多数出ています。

 

このように未曾有なことが続いていますので、暑さ寒さに対応できる家造りが求められます。それには、北海道でも沖縄でも快適に暮らせる、高断熱・高気密が重要です。

千葉県の房総は温暖だから、そんなに高い性能は必要ないと話す方もいますが、今後、地球温暖化による異常気象になる事を想定すると生活しづらくなると思います。

建築基準法の中で、地域別に断熱材の厚さ、気密性能の基準が定められていますが、基準値よりも高い性能を求めていかなければならないと思います。

 

〇新型コロナウイルス感染症の感染拡大について

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束するには、まだまだ時間がかかるでしょう。人類の歴史をみても、ウイルスには幾度となく苦しめられています。そして、コロナウイルスが終息したとしても、また次のウイルスが発生します。ですから、ウイルスに強く免疫力を高める住まい造りを考えなくてはいけません。

 

それには、各部屋が独立して計画換気ができ、暑さ寒さをしのげる室内環境が必要です。各部屋に空気を回す全館空調では、家族の誰かが感染してしまえば、みんながうつってしまいます。エアコンについては、小さなエアコンでも一回ぐっと冷やしてしまえば、それを維持できるような断熱性能、気密性能が必要です。高い水準での性能が求められます。そうでなければ、ウイルスは抑制できません。結露・カビが発生するようでは、とても対応できません。

 

次に、テレワークや家で過ごす時間が多くなったために起きるトラブルです。コロナ離婚、DV、子どもへの虐待などが増えているようです。外観やデザイン、形、間取り、色彩など家の造り方を変えていかなければいけません。

デザイン、形、間取り、色彩はリゾートのように、明るく楽しそうな外観は周りの方も明るくします。居るだけで心地よく癒されて楽しい環境、テレワークができる独立した書斎、家事が楽しくみんなが手伝えるキッチン、会話が楽しく家族が円満になる家。

 

これからは、そう言うものを見据えていく必要があります。住まい方は人それぞれなので、ヒアリングとカウンセリングをして柔軟な対応で目的に合った家をプロデュースしていかなければなりません。いずれにしても、家にいる時間が長くなるわけですから、出かけるよりも家にいた方が楽しい、家族が円満に暮らせる家造りが更に求められます。

幸せに家族が円満に暮らすためには、住環境にもっと重きを置かなければいけません。風水、空気、デザイン、形、間取り、色彩、などについても見直した家造り、リノベーションをした方がいいのではないかと思います。

 

脳は、無意識(1120万1000ビット)のうちに様々な情報をインプットしていると言われています。スピードで換算すると、無意識層では、1秒間に地球330周分、一方、意識層(77ビット)では1秒間80メートル。知らず知らずのうちに、様々な影響を受け続けていることになります。部屋が真っ白壁だと、脳は成長せず、心も育たず切れやすくなります。また、暗い外観、部屋では、心も性格も段々と暗くなり、周囲の人にも無気味さを感じさせます。それがやがて恐怖心から怒りに変わり、攻撃的になり人を傷つけ、攻撃も受けるようになります。極力避けた方が良いと思います。

 

不確かなことが多い時代に突入しています。あらゆる面で、今迄の常識が通用しなくなっている時代でもあります。こういった災害、ウイルスに人間は逃げること隠れることしかできないのです。唯一の武器は運が良い事、免疫力が確かな事だけです。

これから住まいに求められるものは非常に重要で、リスクに備えた家造り、リノベーション、リフォームが必要と考えます。風水を取り入れて運気、免疫力アップ、災害に強く、ウイルス抑制に強く、超高断熱、高気密、計画換気、省エネルギーで長寿命の家。

さらにテレワークで家にいる時間が長くなるから、快適で楽しく家族が助け合い、コミニケションが取れ、幸せを感じて円満に過ごせる住環境が大事になります。

 

それには、風水の良い場所、風水で12(氣、空気、デザイン、形、間取り、色、光、香り、音、磁気、素材、高性能)の要素を整えた住環境できれいに暮らす事と、保険の見直しが重要と考えます。今回お話したことを参考にしていただければ幸いです。

住環境については、風水で改善、軽減することができます。仁・幸夢店が提案、プロデュースを行っていますので、ご気軽にご相談下さい。


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