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冬暖かく、夏涼しい家が健康住宅の基本
#健康住宅

冬暖かく、夏涼しい家が健康住宅の基本

冬暖かく、夏涼しい住宅は安心・安全に生活できる住宅です。

部屋ごとの温度差が引き金になっておこる脳卒中や心臓疾患、リウマチ等様々な成人病を予防できる、ストレスの少ない温熱環境を実現できる、本物の高性能住宅が健康には重要なのです。

寒さに対しては、閉じる技術、高いレベルでの断熱・気密性能を確保して太陽光を取り入れる窓の設計が必要になります。暑さに対しては開く技術で通風を最大限に利用し、さらに猛暑日などは閉じる技術で少ない冷房でも最大限効果が発揮できる住宅性能が必要です。冷暖房時窓を閉めた状態でも、計画換気で室内の空気のよどみをなくし、冬・夏ともに部屋間の温度差、床、天井の温度差がない住空間を得られるのに、より高いレベルでの断熱・気密が必要になります。

 

そんな快適な室内環境とはどのような条件なのか?国土交通省が策定した、わが国の住環境の目安となるガイドラインが次の8項目です。

・室温は冬季20℃前後、夏季は28℃前後が最も快適です。

・湿度は年間を通して45~60%が最適です。

・室内の水平温度分布差は2~3℃が最適です。

・建物の垂直温度分布差は3℃以下です。

・換気回数は24時間計画換気で0.5回/時の環境が良好です。

・室内気流速度は0.1~0.2m/秒が理想的です。

・室内の一酸化炭素・二酸化炭素濃度は一酸化炭素で10ppm以下がベスト、二酸化炭素では1000ppm以下が基準値です。

・ホルムアルデヒド濃度は0.08ppm以下が基準値です。

 

前半の温度差に関しては断熱や気密で、外部空間と切り離した室内環境を作る必要があります。同じ高断熱・高気密でも低いレベルだと完全に切り離せずに外部空間の影響を受けやすくなります。高いレベルの性能は外部空間との切り離しにより、実現できるようになります。それがわかるお話が、北海道や東北の方が関東に来ると関東は寒いといわれます。これは住宅の性能レベルが違うからで、それだけレベルの差があるからです。外部と切り離した空間を作るにはレベルの高い断熱性能と気密性能が必要になります。

後半にあるものは換気を計画的にする必要があります。計画換気をする為に必要なのは気密レベルです。イメージとして水道ホースなんですけど穴だらけだと手元から水が出てこなくて途中で水が出てしまいますよね?それと同じで気密がしっかりとれていないと、換気をしているところ以外で漏気してしまい、設計通りの空気環境を作るのはできません。現在関東地域は気密基準が撤廃されてしまいましたが、気密というのは必要であるといえます。