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家と健康〜財・体・心の健康〜
#健康住宅

家と健康〜財・体・心の健康〜

体の健康は、温度・湿度というストレスからくる

家は、家族が身体を休め一日の疲れを癒やす場であり、鋭気を養う空間です。
住む方が肉体的ストレスを感じる大きな要因に、温度・湿度があります。暑さや寒さ、不快な湿度や過乾燥などです。寒さに縮こまって生活をしていては、体は固くなり良いはずがありません。暑さで寝苦しく、睡眠不足では、疲れを癒やすことなどはできません。

寒さが遠因となる病気には、リュウマチや神経痛。室内の温度差が悪影響を及ぼす、ヒートショック、心疾患や脳血管疾患。室温の高さや湿度管理がきちんとできていないために引き起こされる熱中症。カビやダニによるぜんそくやアレルギー。地磁気の影響による血液系、神経系の病気や精神病。そしてガンまでが家を改善することで、予防することが可能です。

暖かい住宅(高断熱・高気密住宅)に転居することで有病割合が改善

※慶應義塾大学教授の伊香賀俊治氏の資料より

よく「病は気から」と言われますが、住宅の視点から考えますと「病は家から」です。
病気の予防や病後に、食事療法や運動療法を行う方はよく見かけますが、住環境を改善される方はそう多くありません。実際に家が遠因となり病気になっているケースがかなり多いにも関わらず、その根本原因を改善せずに、いわゆる対処療法に終始しているのが現状です。

その観点から今一度家を見つめ直すと、病気になりやすい家と病気になりにくい家がはっきりと見えてきます。

病気になりやすい家となりにくい家

例えば、心理的ストレスが大きいとガンになりやすいとの報告があります。
使いにくい家や寒い家は、そのストレスが住む方のイライラを誘発し、攻撃的な性格を生みだします。

散らかっていたり乱雑な状態であったりすると、そうした環境が攻撃的性格を助長してしまいます。このイライラや攻撃性が強いと、ガンを殺す免疫細胞の働きが、弱くなる傾向にあるようです。
なかでも攻撃性を表に出さずに溜めこむ方の場合、さらに強いストレスにさらされるためか免疫細胞の働きの低下が顕著になるそうです。

ガンになりにくい家をつくるとしたら、カビ・ダニなどを抑制し、有害電磁波・有害化学物質対策が講じられた環境。そして防虫剤、芳香剤を使わず、使い勝手がよく暖かい建物にして、あまり腹をたてずに済む環境をつくることです。
建築材料や資材に用いられている有害化学物質がガンを発症させているなどといった報告もあります。

特に、暑さ寒さは歳をとってから身に沁みます。若いうちには、なかなか理解しにくいものです。そのため、若い建主は、どうしても家の温度・湿度を二の次としがちで、それが失敗の元となるのです。新築時に高断熱・高気密化をきちんと図れば、気持ちのよい春の陽射しに包まれているような住環境の中で生活できます。

また、コンクリートの建物は体から熱を奪い、湿気が多くなりやすいため、ガンになるリスクが高い傾向にあるようです。
温度差はストレス以外にも、身体の血管を急激に収縮させ、心臓病やくも膜下出血などの重大な疾患を発生させる原因となります。

例えば、冬場、暖房している居間から寝室などに移ると、ヒヤリとした寒さを感じます。トイレやお風呂などの無防備となる場所で、震えがくるほどの寒さを感じること、これはヒートショック(コールドショック)を引き起こすリスクがあります。

私たちの体には、治癒力・自己回復力が備わっています。本来の生命力を十分に活かす方向にもっていくようにすれば、健康に暮らすことができます。

家の役割は人間の治癒力がその力を発揮するように、それとなく導いてあげることです。
とにかく健康の大敵は体が冷えることで、血流を悪化させて、免疫力の低下や自己回復力を妨げます。風邪なども、冷えからくる病の代表です。

意外に恐ろしいのは、肺の中にカビの胞子が入り込み、肺炎を引き起こすことです。花粉症の方も、高気密・高断熱の家では、比較的に楽に過ごせるとの報告もあります。
また、外からの音を遮断できるため、家の中がとても静かで、寝苦しい熱帯夜も、気にならないため良質な睡眠を取れるという報告もあります。良い睡眠が免疫力をアップさせます。
これらがすべて、真の健康住宅のもつヒーリング効果のひとつです。

人間が健康に生きるのに必要な5つの要素

人間が健康に生きるのに必要なのは、「呼吸する」「食べる(飲む)」「保温する」「歩く」「眠る」の5つです。

“呼吸する”

“呼吸する”はいちばん大事な基本。人間は空気なくして生きることはできません。水と大気の存在する地球だからこそ、人間は存在することができます。

“食べる(飲む)”

食事によって得るエネルギー補給であり、水と食料は生きるための基本中の基本です。

“保温する”

5つの中では少し異質ですが、やはり必要な要素です。
地球は人間が生活するに適した環境ですが一年中がそうであるとは限りません。人間は変温動物(35℃〜42℃)であっても、体温を維持するには保温するための道具が必要です。それが衣服の一番の役割であり、家もまた第三の皮膚としてその役目を担っています。

“歩く”

前述した通り、健康に生活するためには第二の心臓である足を適度に動かさなくてはなりません。その環境を整えるにも、家の性能は必要不可欠です。寒い家では体は縮こまり、動かなくなり、筋肉は固くなります。

“眠る”

睡眠は、肉体的にも、また精神的にも必要な行為。眠りの質が大事であり、熟睡・快眠は健康に欠かせません。快適な睡眠環境を提供するのも、また住環境が担う大切な役割です。

当たり前のことを説明してきましたが、“呼吸する”は一番大事な基本。食べる・保温する・歩く・眠る。そのどれについても家が大きく関わっています。
突き詰めれば突き詰めるほど、家と健康の関わりは大きなものとして浮き彫りにされてくるのです。断熱・気密性能を高め、家中温度差のない暖かい空間を実現することが重要です。

これら温度・湿度を一定に保つには、HEAT20/G2レベル以上の高断熱・高気密の性能が必要です。毎日を快適に過ごすことで、ストレスを緩和したり、ヒートショックや熱中症などの原因となる危険要因を排除したりします。

さらに、免疫力の向上、アレルゲンやウイルスなどの悪性物質の排除。

空気の質を高めることや体にやさしい自然素材を使うことなどにより「物質環境(ハード)面から体によい影響を与えます。
これらのことを地域の気候・風土や地球環境などのことまで勘案しながら、設計・施工していくのが建築医学です。

心と脳が快適な状態になるためには、良い場所と住環境を整えることが重要

心の健康に良い家とは、心と脳の無意識層に五感を通して良い刺激を与える場所と住環境です。
建築医学に基づいて、風水・デザイン・形・間取り・色・光・香り・音・素材・磁気・外構・庭の要素を整えることが、心と脳を癒やし、やすらぎ・家族の絆・人間関係をよくします。

風水

風水が中国三千年の歴史の中で最も重要視している点は、「氣」(気)の良い場を選び、良い住環境を創り出すことです。

磁場の影響

人間の心理や生理、精神や身体に強い影響を与えるものに地球の磁場、つまり地磁気があります。
1992年、アメリカ・カリフォルニア工科大学の研究チームが、人間の脳細胞にごく小さな磁石があることを発見しました。その脳内磁石は直径1万分の1ミリほどの磁鉄鉱の結晶を含み、脳全体に分布しています。脳細胞1グラムあたり、脳内磁石は約500万個あり、地球の磁場よりもほんの少し強い磁場にも反応するという研究報告がなされています。

人間の脳は正常な地磁気の状態で正常な働きをするようになっていますから、地磁気が不足したり過剰だったりする場所では、判断を誤ったり本来の自分でいられなくなったりします。
風水では「気」が磁気を発生させ、磁気は「気」を活性化させるといいます。その土地の磁場が低ければ、気を活性化させることはできません。地磁気が弱まったり、その流れる方向が変わったりすれば、物質の安定に関わる「気エネルギー」が弱められ、生物の生命力も低下していくことになります。

デザイン

デザイン性を高めた建築物によって、心や感情の情操的な機能だけでなく、精神の合理性や向上心を高めて、住む方の能力を最大限発揮させることが可能となります。
よいイメージが湧き「自分はどうなりたいか」、「3年後、5年後何をしたいか」、「自分の人生の最大目的は何か」、鮮明にイメージできればかなりの事が実現可能になります。

丸みのある外観や室内は万人の心をやさしくして、人間関係が良くなるといわれています。
家族が円満であるためには、家の中に「丸」や「曲線」を融合させていくことが大切。円形のテーブルは隣との線を引かず、対面も避け、自由なコミュニケーションを可能とします。

間取り

間取りは、家族が顔を合わせる機会が多くなるように設計すると、コミュニケーションが増えて家族や夫婦の円満、絆を深めます。
特に注意すべきポイントは、明るい玄関は前向きな人間をつくり、玄関内が散らかっていると脳が混乱しやすく自分勝手になります。ドアを開けて目の前にクローゼットの壁があったら暴力的になります。ゆったりとしたリビングは疲れを癒やして免疫力を高めます。

色・光

紀元前4200年から2181年、古代エジプトのカイロ近郊の古代都市ヘリオポリスには、癒やしの神殿があり、医師は色の部屋で治療するために、太陽光をスペクトル別に分け、使っていたといわれています。
人間は色次第でやる気が湧いたり、優しくなったり、気力や集中力が高まったりします。その逆に心が病んだり、元気を失ったり、悪いイメージが浮かびやすくなったりもします。色づかいの工夫で、心地良く、健康で、幸せが続きます。

香り(匂い)

香り(匂い)は脳に最もダイレクトに働きかける刺激で、良い香りは前頭葉を活性化させる力があります。
前頭葉はやる気、創造する力、組み立てる力と関係しています。「よしやるぞ」という気持ちが湧いてくるのは、全て前頭葉の働きです。
好きな香りを嗅ぐと幸せホルモンの「オキシトシン」が出て、脳がリラックスし、エネルギー回復、免疫力アップなど身体に良い影響が出ます。

人間のホルモンの分泌にいつも影響を与えています。呼吸、心拍数、脳波にも、心地いい音(音楽)も同様の作用があります。

外の音や騒音はストレスを溜めることで健康を大きく害し、眠れないことなどがあります。遮音・吸音性は住環境においてのストレス防止、家の中では40デシベル前後が理想的といわれています。

好きな音楽は心を癒やすものですが、その反対に騒音はストレスを溜めることになります。これらは誰しも経験あることではないでしょうか。
外の音が気になって仕事がはかどらないこと、眠れないこと、家族内でも騒音が火種となって毎年数々の事件が引き起こされています。音は空間に留まるものではなく、飛び越えて他人に影響を与えます。

素材

技術がいかに進歩しても、心身の健康によい素材は、人間の体に近い自然素材であることには変わりません。
床が硬かったり、床が冷たかったりすると、腎機能の低下や膝に体重がかかって痛めやすくなります。足腰が冷えると筋肉運動が不活性になり、毛細血管の血液循環は悪くなり、足腰が老化現象をおこし、それにつれて脳細胞も老化していきます。

冷たく固い床は歩く姿勢を悪くし、足の血液循環も悪くなり、老化を早めてしまいます。やがてボケ症状を招くことにもなります。

足腰によいのは、ひざの衝撃が少なく、冷えないことがポイントです。ボケも貧乏も家がつくるといえます。

外構

塀の高さは1.4メートル前後で、下の方は気の流れ、風通しがいいようにして作る方がよいです。高い塀は、防犯上から見ても、外からの死角となりますのでお勧めしません。塀は、姿・形が美しく、デザインはあまり派手にせず上品な雰囲気のあるものにするのがよいでしょう。

門は、心理的にも防犯上の効果を考えると門扉をつけた方がよいでしょう。また、門から玄関の出入りが見られないように直線状の配置は避けた方がよいでしょう。門から玄関までのアプローチの長さは長い方がよく、敷地によりますが4mから5m、幅は広い方がよく最低1.5m前後、気のエネルギーを高め、浄化するためにも植栽を取り入れた方がよいでしょう。

気を玄関まで運ぶ道がアプローチ、敷地の大きさによって長さや幅は変わってきます。バランスの取れたセンスの良い明るいデザインや植栽が望ましいです。成長時のことを考えて樹木を選び、剪定はこまめに行うのがよいでしょう。

ガレージ・カーポートとアプローチは、はっきりと区別した方がよいです。敷地の関係で分けられない時は、アプローチの部分の仕上げ材を変える、プランター、植栽などをして区別した方がよいでしょう。

建物に対して直角に車を停めることはできるだけ避けた方がよいです。できれば離れた所か建物に対して脇か斜めに停めるのがよいでしょう。

庭は、地磁気を放出させる所で陰の気を象徴しています。建物は陽の気なので、両方のバランスをとるために、庭の広さは建物の面積に対し6対4くらいの割合にするとよいでしょう。健康なエネルギーの流れを生じさせるのにはバランスが大事です。

環境維持に欠かせない樹木や植物は、大気の浄化や湿度、温度などの調節の働きがあります。樹木や植物は人間の五感を通して心の安定やストレスを解消し、生き返るように感じ癒やされます。家とのバランスを考えて緑を多くして自然の中にいるようにすることが大事になります。

物事(すべての現象)は心により形成される。
心を成長させなくては幸福な人生は生きられません。

財の健康とは、体・心の健康が洗練されて整うことで生まれる

財の健康をよくするには、家はイニシャルコストで買うのではなく、ライフサイクルコストで買うことです。
多くの方は、「家やオフィスを建てるのにいくら必要?(イニシャルコスト)」を第一に考えます。しかし財が増えるには、「住んだ後いくらかかる?(ライフサイクルコスト)」という考え方が重要になります。

光熱費やメンテナンス費を抑える家づくりには、断熱性や気密性、基礎や構造といった家の性能を高めて、省エネで耐久性が高い家を建てる必要があります。
家を維持管理して住み続けることはとても労力(お金)を要します。
光熱費やメンテナンス費を抑えて、家計の負担を減らし、家を建てた後に家族が健康でお金が貯まる家づくりです。特に老後は収入も減るなか、病院の治療費や家の光熱費やメンテナンス費で貧しい生活を強いられる方も少なくありません。

世の中の貧乏になってしまう一番多い原因は「体と心の病気」です。
病気をすれば働くこともできず、医療費が出ていくばかりです。健康であることは貯蓄することと同等の積極的な意義があります。健康な「体と心」を家から創り出すことは「財」の発展を支えます。

しかし「財」が豊かになる理由は資産価値が高く、省エネルギーであることだけではありません。住環境が人間の思考と行動を変え、能力が開花することによって必然的に経済的にも豊かになります。

人が健やかで文化的な生活を送るためには、人との付き合いや経済的な豊かさといった幅広い財産の基盤が必要ですが、この財産に決定的な影響力をもっているのが住む場所と家です。家は、多くの方にとって最も身近な「環境」であり、心身の能力を育む「生命場」でもあります。

環境と脳のはたらき

環境脳科学の研究によると、人間が無意識に受ける情報は全体の95%を占め、思考や行動はこの無意識に支えられて現実を創り出していきます。脳内に無意識に情報を送り続けているのが、最も長い時間を過ごす、住んでいる場所と家です。

その中でも「前頭前野」は、「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情のコントロールする」「判断する」「応用する」など、人間にとって重要な働きを担っているもっとも必要な存在といえます。
逆に「前頭前野」が衰えると、もの忘れが増えたり考えることができなくなったり、キレたり感情的になったり、やる気の低下などに繋がります。

前頭前野の働き

・考える
・行動や感情をコントロールする
・コミュニケーションをする
・記憶する
・応用する
・集中する
・やる気を出す

「前頭前野」の働きをよくすると、「計算が早い」「記憶力がよい」など、脳の処理のハイスペックさだけでなく、日々の生活や仕事、学習などに、前向きでよい影響を及ぼします。毎日を充実させ豊かに生きていくためには、「前頭前野」がよく働く環境をつくることが大切なのです。

前頭前野は「いつもと違う」刺激や、人との関わりで活性化します。意思や計画性、判断、創造、記憶、抑制、集中など、人間の行動のキーになる働きを司る前頭前野は「脳の司令塔」です。その発達のためには適切な刺激を与える必要があります。

例えば、「料理をすることは脳にいい」といわれています。料理をしているときの脳活動を調べると前頭葉の前頭前野の部分が刺激されています。
また、「会話」は相手と対面する分、脳への刺激が大きくなり前頭前野に刺激を与える脳機能を高めるうえで重要です。会話によってもその活動は高まります。
電話、携帯電話のメールでのやりとりでも同様な作用が生じますが、対面する会話は相手の表情や雰囲気を読みながら対応する分、電話に比べて脳への刺激は大きく、その活性度はより高まります。

「笑う」「いいところを探す」「しかられる」ことでも前頭前野は活性化します。反対に、「笑わせよう」としてダジャレをひねることでも活性化します。いろいろな方の笑顔が次々と展開するスライドショーを見るだけでも刺激を受けます。笑顔に満ちた家庭、地域、会社は脳を鍛えるといえるかもしれません。

また、誰かの「いいところを思い出す」場合と「いやなところを思い出す」場合を比べてみると、「いいところを思い出す」ほうが前頭前野や頭頂連合野が活性化します。この「いいところ探し」は脳トレのメニューにも実際に採用されています。
時には「しかられる」ことも必要です。「ほめられた」場合、言葉を聞くことに関係する部位は活発に活動しますが、前頭前野は休んでしまいます。ビシっとしかられることにより前頭前野は活性化するのです。

仕事を早くこなし、仕事のできる人になりたい、そう思ってもなかなか上手くいかないものです。そんな方は、すこし見方を変えて、脳の回転を上げるトレーニングをしてみたらいかがでしょうか。
どんな仕事でも、脳の回転はとても重要です。脳の回転を上げることで、仕事のスピードが早くなり、コミュニケーションが上達する可能性は高まります。

前頭葉を鍛えるメリット、まず挙げられるのは「モチベーションの向上」。前頭前野は「やる気の脳」とも呼ばれており、鍛えることでモチベーションが向上します。逆に前頭前野の能力が衰え始めると、やる気が低下し、「面倒だ」「いやだ」などといった負の感情を優先する思考回路が優位になります。

仕事の源でもある「やる気」を引き出すためにも、前頭葉を鍛えることはとても重要なのです。また、前頭葉を鍛えることで「思考力」「行動力」を向上させることにもつながります。柔軟な思考で臨機応変に行動できるようになり、人とのコミュニケーション能力も向上します。

また、物事の優先順位をつけるのが早くなり、段取りが良くなることで、仕事のスピードも早くなることが期待できます。

財の健康を守る本当のいい家

「環境」(住まい・オフィス・周辺)が脳や心身に直接働きかけ、住む方の能力や対人関係の基礎となる思考や判断を形成し、健康や病気、成功や失敗、裕福や貧困などの現実が生み出されています。
「住環境が思考や判断力を培い」、源泉となる無意識を創り上げています。住環境の良い場所、五感に良い刺激を与える住まいに身を置けば、思考は研ぎ澄まされ、良い思考は良い行動を生み出します。

このように、家の中で五感に繰り返し与えられる刺激は、住んでいるだけで五感が研ぎ澄まされ、子どもの脳は健全に育っていき、老後を迎えていく方の脳も、活性化していき豊かな未来へと繋がると考えます。

財の健康が良くなるには、建築医学に基づいたパッシブ高性能の家に住むことで、ストレスのない温度・湿度を保つことにより、体が整い(調身)ます。
<高性能の家では換気を計画的に行うことができ、有害化学物質、ハウスダストなどを排出し、結露、カビ、ダニなどを抑制して、あたかも森の中に入るような空気環境をつくります。
上質な空気を深く呼吸することができる家では、呼吸が整い(調息)ます。

また、風水・デザイン・形・間取り・色・光・香り・音・素材・磁気・外構・庭の要素を整えることが、心と脳を癒やし、やすらぎ・家族の絆・人間関係を良くし、心が整い(調心)ます。
調身・調息・調心が整うことで財も整うことが出来ると考えます。

つまり、「財」「体」「心」はそれぞれが独立しているわけではなく、人間の成長や発展、目的の実現にとってどれが欠けても成り立たない重要な役割を果たしています。この3つの本質的な要素をトータルに高める家こそが、「財の健康を守る本当のいい家」なのです。

まとめ

住環境を改善して、財・体・心の三つの健康のバランスを整えることは重要です。
どんなに財産が多くあっても体が不自由、心が病んでいたのでは健康への幸福感は感じられないでしょう。
体と心が健康であっても財がなければ社会的に利他的な行動は出来ず幸福感は感じられません。

脳や身体が活性化することより、「経済力」が高まり、住まいの機能や素材が「身体」を守り、住環境の要素が「心」を癒やし、家族の絆や人間関係を整えます。さらには、社会的な成功も望める状態に近づける役割も果たすと考えます。

「建築医学」が目指す家は、そこに住む方の肉体的(体)な健康やストレス緩和にとどまらず、高性能・空気・風水・デザイン・形・間取り・色彩・光・香り・音・磁気・素材・外構・庭などを、トータルコーディネイトして環境を整えることで精神的(心)な癒しを与え心が育み、家族が幸福・円満に心身ともに健やかに過ごせる空間を創出し、人間関係を整えます。
その住環境が社会的(財)に良好な状態まで創出する、財・体・心の整った「真の健康住宅」と考えています。

仁・幸夢店は、家族が円満に健康で幸せに安心・安全に暮らせる、しあわせになれる家を創り続けています。
施工エリアは千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県他です。
これから土地探し、住宅、マンションの新築、リフォーム、リノベーションをご計画の方に、仁・幸夢店ではより詳しくお伝えするために対面、オンラインどちらでもご相談承ります。お気軽にお問い合わせください。

 

<筆者プロフィール>

仁・幸夢店株式会社代表取締役 長谷川仁龍

長谷川仁龍

住まいのトータルコンサルタント。
仁・幸夢店株式会社代表取締役、(社)国際風水科学協会副理事長、(社)日本建築医学協会副理事長、NPO法人日本自然素材研究開発協議会理事。
シンガポール国立大学 LKY公共政策大学院地政学プログラム修了。
松永修岳大阿闍梨のもと、様々な加行を経て、伝法灌頂を授かる。

東京都吉祥寺にて前の歌舞伎座を手掛けた棟梁に大工として師事。
神社・仏閣・お茶室・一般住宅・RC造・鉄骨造・防音工事など、幅広く教えを乞う。
23歳で仁・幸夢店を設立、建築業を開始。
33歳の時余命を宣告され、真の健康住宅の必要性を感じる。
高性能・風水科学、建築医学、最先端の知識を活用し、住む人々が財・体・心の健康を整え、豊かな人生が歩める住まい創りのプロデュースを行う。

【主な著書】

『しあわせを育む風水健康と幸運を呼ぶ家づくりの秘訣』
『しあわせになれる200年健康エコエネルギーの家』
『家族が幸せになれるほんとうにいい家』
『100年長持ちするレンガ積みの家の秘密』
(以上、エール出版社)