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住まいを変えて気付いた 家の性能の違いと「暮らしの差」
#住宅性能

住まいを変えて気付いた 家の性能の違いと「暮らしの差」

今回は、住まいを変える中でお気付きになった家の性能の違いと「暮らしの差」について、お客様に伺ったお話しをご紹介します。

お話しを伺ったのは、以前、仁・幸夢店で家を建て、その後住宅の性能アップをはかるため、リノベーションをしたK様。
今度ご自宅を別の地で建てるために、現在、仮住まいでアパートに暮らしているというK様は、これまでの高性能住宅での暮らしと、一般的なアパートでの暮らしでは大きな差を感じたといいます。

性能、素材にこだわった住まいでの快適で心癒やされる日々

K様邸は、35年ほど前、海の見える見晴らしのいい高台に建ちました。在来工法で、床下には炭を敷き、自然素材をふんだんに使った古民家風の家でした。

 

 

「素材にこだわった家で、ある程度は快適でしたが、冬は寒くて夏は暑く、でもそれは当たり前のことだと思っていました」と当時を振り返ります。

その後、仁・幸夢店が高断熱高気密の家を手掛けるようになったとき、K様はその住環境を体感する機会がありました。
「夏は涼しく冬はどこの部屋も暖かくて、こんなに快適でいい家があるんだ」とK様は驚き、リフォームすることを決断します。

外回りの改修と、断熱材セルロースファイバー、ペアガラスの樹脂サッシを入れて、断熱性能の向上をはかり、高断熱高気密の快適な家にリフォームしました。

 

 

「雨風でも、音は静かで安心でした。セルロースファイバーを採用して、塗り壁にしているので、室内の空気環境もよくて、いつも体がリラックスした状態でしたね。自然素材を使用していたから体が楽な感じでした」とこれまで暮らしていた家には、大変ご満足のご様子でした。

 

 

湿度とカビに悩まされるアパートでの暮らし

現在の仮住まいのアパートでの暮らしは、これまでとどのような違いを感じたのでしょうか?

「まだ1カ月ほどしか住んでいませんが、天国と地獄くらい全然違って、これまでずっと快適に暮らしていて、それが当たり前でしたが、どれほどいい環境に暮らしていたかと改めて実感している日々です」とK様は話します。

「まず今まではカビとは無縁な暮らしでしたが、アパートに入ったらカビがすごくて、キッチンの収納の中、押し入れの中のバッグはカビてしまいました。カビと湿気の臭いにも困っています」

 

 

「今までの家は押し入れの中の布団もカラッとして、いつ出しても気持ちよく使えましたが、今は寝ているとかけ布団でさえ湿気でじとじと重くなってくるような状態です。以前は、洗濯物も室内でカラッと乾くし、一度着た洋服はかけておけば、また着ることができたけど、ここではちょっと無理ですね」

K様は環境をできる限り改善しようと、エアコン、空気清浄機、扇風機、すべてつけているといいます。

「それでも湿度は80%以下にはならないです。以前の家は50%ほどで安定していました。寝る前にエアコンを切って、朝までぐっすり寝られていましたが、今はすぐ暑くなってしまいます」と常に湿度が高い環境を嘆くK様。
入居したときは白かった壁紙が、最近うっすらと黒くなったといいます。これは壁内結露で壁紙の内側がカビだらけだと考えられます。

音、臭い、間取りのストレス

さらに「雨の音で寝られない、車、電車の音、隣の家の音など、音もストレスになっています」
「周囲の家庭の料理の匂いは、これまでは感じたことがありませんでした」
「あとはキッチン、お風呂、洗面、トイレが狭くて使いづらさを感じます。これまでの家は広さにゆとりがあってのびのびと暮らせたので、やはりある程度の広さは必要だと痛感しています」
「壁と天井がすべて白というのも、イライラして落ち着かないですね。以前は高台から海の見えるロケーションでしたが、今は玄関を開けると目の前が笹薮です」と環境はとても大事だと感じているといいます。

 

 

壁の素材が違うだけで環境は違う?

こちらのアパートと現在の事務所は、約40年前、同じ頃に建ったものですが、事務所の方は室内が杉の板張りです。

「壁の素材が違うだけで空気質や湿度の違いを感じますね。事務所の方は普通に呼吸できますが、アパートの方は呼吸が浅くなって、掃除するだけで息が切れて疲れてしまいます」

家が建つ環境の影響を考慮する

K様はお友達のお宅に遊びに行ったときのことをお話しくださいました。

そこは高台にある見晴らしのいい場所で、日はあたり風も抜ける、絶好のロケーションでした。お友達はこの場所に新しく家を建てて、家具や設えもとても素敵に暮らしていたそうです。

K様は、訪問してしばらくすると体調がわるくなってしまったといいます。
「目にしているものは素晴らしいけど、なんだか身体が硬直してきて、頭痛、肩のこりなど、次第に悪化してきて1時間ほどで早々に帰らせてもらったんです」。

K様は自宅に帰ってくると、硬直感や頭痛は抜けるようにしてなくなり、身体はもとに戻りました。

これはおそらく磁場が関係していたことが考えられます。
いくらいい家を建てたとしても、その磁場が乱れていたり、場が悪いと体調に影響を及ぼしてしまいます。今回家を建てたのは鉄骨系のハウスメーカーだったということで、磁場の影響がより強く建物内に現れた可能性があります。
家を建てる際に、磁場を考慮することも大切な要素になります。

「今までお金をかける価値のある家を建ててよかった」

「今までの家は、疲れていても一日そこにいれば体が元に戻って癒やされる家だったんですよ。体が楽になって、次にまた頑張れるぞっていう気持ちも湧く感じでしたが、今は日々疲れがどんどん溜まって、活力を上げるために週一回温泉に行ってマッサージしてもらっています。家族で行きますからこれが結構な出費で、住宅ローン以上の金額がかかるんじゃないかというくらいです」
「住まい環境で、心も身体もこんなに違ってしまうと実感しています。自然素材いっぱいで最初に新築し、健康断熱リフォームを行って、家族みんなが気持ちよく毎日健康に暮らせる家だから、お金をかける価値のある家を建てて、よかったんだなと改めて思いました」

外気温に左右されない温度、湿度をコントロールできる家、空気がきれいな家、癒やされる家、元気になる家、身体も心も楽ちんになる家……そういう家が出来ることをまだ知らない人が多いと思います。
家は、どこで建てても同じではありません。

「住む方によってどのような家が最善なのかを一緒に考えてくれて、心と身体と財までも整う家をプロデュースしてくれるドクターズホーム。これから建てる家もドクターズホームにプロデュースしてもらって本当によかったです」
「最後になる、これから建てる家で、新しく生きる。何歳になっても人生これから。ワクワク楽しみです」

 

*仁・幸夢店が加盟しているドクターズホームのHPはコチラ

 

まとめ

実際に結露が多発したりカビが生えたりと、このような環境が当たり前だと思う方も少なくないでしょう。カビが生えにくく、適度な温度、適度な湿度が常に保たれる、そういう家を知らない人も多いと思います。
高断熱高気密の健康住宅で暮らす快適性は、体感しないと分かりにくいことかもしれません。

高断熱高気密といっても、工務店、メーカーによって性能に差があり、どこで建てても同じではありません。住環境のよくない家に住み続けて、気がついたときには体調を崩し、健康を害したという方もいらっしゃいます。
性能については、しっかりと知識を身につけて建てることが大切です。

仁・幸夢店は、家族が円満に健康で幸せに安心・安全に暮らせる、しあわせになれる家を創り続けています。

施工エリアは千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨木県他です。
これから土地の購入、住宅、マンションの新築、リフォーム、リノベーションをご計画の方に、仁・幸夢店ではより詳しくお伝えするために対面、オンラインどちらでもご相談承ります。お気軽にお問い合わせください。

 

<筆者プロフィール>

仁・幸夢店株式会社取締役 長谷川 聡龍

長谷川 聡龍

仁・幸夢店株式会社 取締役
一級建築士・二級施工管理技士・気密測定士・電磁波測定士・風水カウンセラー・四柱推命士・ビジネス姓名判断士・ハウスインスペクター

多くの方は一生の三分の二は自宅で過ごします。その家が心地よく快適で、家族を育み円満に健康に暮らせたらどんなに幸せでしょうか。家は家族の命を安心・安全に守る究極の器です。住まう方のお役に立つように高性能・風水・建築医学を取り入れた「いい家」を設計・施工しております。